2018.05.12 公開
映画『ハナレイ・ベイ』世界が注目し続ける作家 村上春樹史上、屈指の感動作がついに映画化!

ハナレイ・ベイ  画像 1/3

ハワイ カウアイ島の美しき湾、ハナレイ・ベイで紡(つむ)がれる“いま最も輝きを放つ”キャストが “最高の演技”で贈る、感動の人間ドラマ

国境や時代を超えグローバルな読者を獲得し、世界に名作・話題作を発信し続ける作家、村上春樹。名実ともに日本を、そして世界を代表する作家である彼の珠玉の短編作品「ハナレイ・ベイ」がついに映画化! 2018年10月19日(金)に全国公開することが決定した。

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映画『ハナレイ・ベイ』世界が注目し続ける作家 村上春樹史上、屈指の感動作がついに映画化!ハナレイ・ベイ  画像 3/3



2005年に発表され単行本、文庫あわせ累計70万部を超えるベストセラーとなっている『東京奇譚集』(新潮文庫刊)の一篇である本作は、サーフィンに明け暮れる思春期の息子と、シングルマザーで彼を育ててきた母親サチの姿を描いた感動の物語。ハワイのハナレイ・ベイで一人息子をサーフィン中の事故で亡くした主人公サチは、10年間、毎年息子の命日の頃にハナレイ・ベイを訪れ、ビーチの近くの大きな木の下で海を見つめ過ごしている。そんな時出会った若い日本人サーファーから“片脚の日本人サーファー”の存在を聞いた彼女は、自らの人生を変える一歩を踏み出すことを決意する…。

これは、<人生で一番大切な人>に会いたくなる、希望を描いた物語。
 
主演は近年多くの映画・ドラマに出演し、主演から脇役まで目覚ましい活躍を見せる女優・吉田羊。本作では息子を失った母親サチを、圧巻の存在感で見事に体現している。サチの息子・タカシを演じるのは佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE))。『虹色デイズ』など演技面でも注目を浴びる彼が、本作でも役者として鮮烈な印象を残している。サチがハナレイ・ベイで出会う日本人サーファー・高橋には村上虹郎。不思議な魅力を漂わせる青年を自然体かつ抜群の感性で表現する。監督は『トイレのピエタ』が多くの批評家から絶賛された日本映画界の新鋭・松永大司
ハワイ・カウアイ島の神秘的なほどに美しい湾 ハナレイ・ベイを舞台に、一筋の希望を探し求める女性の10年を描いた珠玉の感動作が今、紡がれる。

● 映画『ハナレイ・ベイ』S T O R Y ●
それは突然の知らせだった。 ピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチは、息子タカシが、ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知る。サーフィン中の事故で、大きな鮫に襲われて死んだという。サチはハナレイ・ベイに向かい、もの言わぬ息子と対面を果たした。息子の遺骨と共に日本へ帰ろうとした矢先、彼女はふと足をとめ、息子が命をおとしたハナレイ・ベイへと向かう。 サチはチェアを持って海岸に行き、本を読んで時間を過ごした。時折、じっと海を見つめながら。毎年、この「行為」は続いた。 タカシの命日の時期にハナレイ・ベイを訪れ、数週間過ごすのだ。同じ場所にチェアを置き、10年間。だが、彼女は決して海には近づかない。ある時、偶然出会った、2人の若い日本人サーファー。まだ世間知らずな彼らに息子の姿をダブらせるサチ。 そんな時、2人から〝ある話〟を耳にする。 「赤いサーフボードを持った〝右脚のない日本人サーファー〟がいる」と…
これは、〈人生で一番大切な人〉に会いたくなる、希望の物語。


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