CHOJI (Gt.) :
力強いメロディーに寄り添うような気持ちで録音に臨みました。僕的にはなんと言ってもラストのサビ後半が一番のハイライトで、今までに自分自身も弾いたことのないコード進行が最後のパズルピースのようにピタリとはまったこと。これで楽曲がぐっと締まるなと。ギリギリでバランスが取れている和音なので、ギターもシンセも慎重に構築しました。イントロからラストまでどこを切り取っても個人的に好きなギターフレーズを散りばめることが出来たので、ライブでどれを弾くかが大変悩ましいところです (笑)。今年これまでリリースしてきた楽曲の中でも極めてお気に入りの一曲になりました。
KENJI (Ba.) :
今回はドラマ「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」の主題歌を書き下ろしさせていたきました。ドラマの世界観や主人公の心情をしっかりと反映させたいという想いがあって、メンバー4人で作ったダークな楽曲に、YUが希望を感じることのできる歌詞を紡ぎ、この一曲が出来上がりました。セクションごとに音色を変えているシンセベースが楽曲のコントラストにもなっていて、シンプルなフレーズながらこだわり抜きました。この楽曲がドラマを通して沢山の人に届いてくれたら嬉しいです。
SHUKI (Dr.) :
主題歌のお話をいただいてから、実際にプロデューサーさんにお会いし、世界観を反映しつつも僕たちらしさをどのように出すかでとても苦労しました。結果、力強さを出すためにバンドサウンドを軸にしつつも、ありきたりなモノにならないように生ドラムにシンセベースを合わせるなど、規模感を大事にしながらアナログとデジタルの融合を目指しました。主人公が抱えるテーマが、普段の僕たちの枠を超えたチャレンジをするきっかけをくれたように思います。ドラマの映像と共に楽曲もぜひ楽しんで欲しいです。