2016.01.09 公開
2015年12月23日に年末恒例LIQUIDROOMでの筋肉少女帯LIVEが行われ、2015年を締めくくる記念すべき一日となった。復活以来12月23日の恵比寿リキッドルーム公演は毎年恒例!「お客様は神様です!」SEはおなじみKISSの「雷神」?と思いきや、昨年リリースさ ...

 

この曲からの流れでエディのピアノソロが炸裂。

数々のクラシックサウ ンドにオーディエンスからため息が漏れる中、舞台袖から内田が「あーん?うーん…」とマイペースに登場。

これから自分が歌う曲をドイツ語で紹介しようとするも、手にしたスマホから翻訳アプリが見つからず、結局普通に始まった「北極星の二人 ~内田のラブソング~」。

文字通り、内田のラブソングが会場を魅了する。翻訳アプリの見つからなかったスマホを手にしたままの姿ではあるが。

変わってセンターには橘高ヴォーカルによる、ニューアルバム「おまけのいちにち(闘いの日々)」に収録されている「おわかりいただけただろうか」。

自身の作曲したメロディをフルで歌い切る橘高。勢いのあるシャウトでなかなかの歌声を味わせてくれる。

一方、大槻はといえば、いつもの橘高の位置で、スーツ姿となってギターを抱えて弾くふりに勤しんでいる。

 

【ライブレポート】筋肉少女帯、2015年ラストライブは、年末恒例LIQUIDROOM!  画像 6/9



さらに今度は本城が、これまたニューアルバム「おまけのいちにち(闘いの日々)」の中から、「LIVE HOUSE」を披露。ちょっと太めの声でうれしそうに歌う様子は彼の人柄を映し出しているかのよう。爽快なロックンロールが本城によく似合う。そして何といっても内田、橘高、本城の3人の楽し気なセッションは、観ているこちらまでハッピーにしてくれる魅力とパワーがあるのだ。

2015年は人間椅子とのコラボレーションの影響もあってか、筋少メンバーそれぞれがヴォーカル曲を持ち、こうして披露することになったのも大きな注目ポイント。これで筋少ワールドはひとまわりもふたまわりもキャパシティーが広がった。

そしていよいよライブも佳境に。大槻が「2015年ラストスパートー!」と叫ぶと、これまたライブのド定番『これでいいのだ』が始まり、会場は熱狂の渦に。オーディエンスは頭を振り乱しつつ、腕を上げてタオルも振り回す。内田はベースのネックにタオルを引っ掛けてステージ上を走り、橘高もギターを頭上で振り回す。

会場のテンションは止まらない。間髪入れずに『カーネーション・リインカネーション』『暴いておやりよドルバッキー』『釈迦』…と、感謝の気持ちを込めてド定番曲増し増しで駆け抜けるように2015年ラストライブは締めくくられた。

 

【ライブレポート】筋肉少女帯、2015年ラストライブは、年末恒例LIQUIDROOM!  画像 7/9

 

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