2017.11.01 公開
【ライブレポート】MEJIBRAYがセクシー×過激の2極ボイスでファンを魅了!「生きてるか!?」

MEJIBRAY(Photo by Seka)  画像 1/2


新進気鋭のヴィジュアル系アーティストを応援するユーザー参加型のSNSアプリ「VisUnite」が主催する「VisUnite Fest Special Edition」が、10月24日(火)新宿ReNYで開催された。今回のライブレポでは、ヴィジュアル系に新たなる革命を起こすべく参戦した注目の3アーティストのライブレポをお届けする。

流れ出すSE「猛毒」とオイコールでステージに姿を現したのは綴(Vo.)、MiA(Gt.)、恋一(Ba.)、メト(Dr.)の4人組ヴィジュアル系バンド「MEJIBRAY」。

壮大なストーリーの幕開けを想像させる先制パンチを噛ました「VENOMS」からの始まりに、ダイナミックなサウンドが場内のテンションを高めていく。

待ち焦がれたオーディエンスが期待に胸を膨らませながら大歓声で彼らを迎え、ゆったりとした漆黒のファッションに身を包んだ綴の歌声がオーディエンスのハートに火を付ければ早々にアクセル全開!強気な音色を迎え撃ちながら「VICTIM(ism)」「-ⅩⅤ-」を歌い上げ、ステージ先端ギリギリまでのパフォーマンスで一気に盛り上げていく。

【ライブレポート】MEJIBRAYがセクシー×過激の2極ボイスでファンを魅了!「生きてるか!?」MEJIBRAY(Photo by Seka)  画像 2/2


MiAのギター、恋一のベース、メトのドラムと呼応するように綴がマイクをオーディエンスに向けて「歌え」と全身で煽れば、声を張り上げて対抗してくる上々の反応に満足した様子。妖しく踊り狂いながら、横たわりながら、その妖麗なヴィジュアルからは想像できない過激なシャウトを武器にセクシーなデスメタルを披露してくれた。

「おまえたち生きてるか!?」「ちゃんと生きろ!?」「そこに立っているか!?」

声を荒げる綴の雄叫びに、よりいっそう場内が熱を上げていくのは言うまでもなし。息つく間もなく「ナナキ」と「枷と知能-それってとても人間らしいって神様は笑ってるの-」を歌い上げ、血わき肉おどるリアルな興奮を与えてくれた。

「気をつけて帰ってな!」

ラストの「DECADANCE - Counting Goats …if I can't be yours –」を歌い終えて、綴からの清々しいほどの一言で終えた「MEJIBRAY」のステージ。メトが感謝の想いを込めて、深くお辞儀をする姿に彼らのこれからが垣間見えた。

(取材/文:izumi・Photo:Seka)


【セットリスト】

SE.猛毒
M1.VENOMS
M2.VICTIM(ism)
M3.-ⅩⅤ-
M4.ナナキ
M5.枷と知能-それってとても人間らしいって神様は笑ってるの-
M6.DECADANCE - Counting
Goats …if I can't be yours –
SE.Iris


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