2015.05.07 公開
5月4日東京・日比谷野外大音楽堂で家入レオのワンマンライブツアー『4th ワンマンTour ~20 twenty~ 』の初日が開催された。17時45分を少し回ったころまだ空の明るさが残る中、バンドメンバーに続いて白のTシャツに黒のベスト、黒のパンツ姿で家入レオがステージ ...


そして、前半のハイライトは2月11日に発売された『miss you』。「20代になってから変わったことがあって。前までは、大切な人とはなるべく争わないように、相手を傷つけないようにしよう、って思っていましたが、大切な人だからこそ衝突するし悲しみや苦しみがあると思うようになりました。」という家入の思いが込められていて、切なさの中にも力強さを感じられる名曲である。澄み切った家入の美声に聴き入る老若男女がそれぞれの思いを込めて歌を聴いている姿が印象的であった。

大阪や新潟など日本全国からファンが集まっていたこの日のライブで「20歳」というキーワードを意識して話していた家入は10代に別れを告げ、 新たな20代を生きていくというテーマを終始貫いていた。「16歳のとき東京に出てきて、最初はギター一本で歌うというスタ イルでした。今日はそのスタイルで皆さんに歌をお届けしていいですか?」と、キャロル・キングのカバー曲を披露するシーンもあった。

後半のMCでは自身の体験から語るシーンもあった。「野音もようやく暗くなってきましたが、皆さん盛り上がってますか?東京って素敵な場所だと思いますけど、わたしは音楽をやるために上京してきたから(東京は)戦う場所だと思ってしまうこともあります。最近ゆっくり空を見たのはいつかなとか、自分のことばかりになってしまってダメだなと思う時もあります。みなさんも人生うまくいくことばかりではないと思うんですよ。そんな時におこがましいかもしれませんけど、私の歌で“大丈夫だよ”って伝えられたらと思います。」とメッセージを込 めて『For you』を披露すると、「レオ最高!」「レオ」とファンから歓声がおきる。

 

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