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日本を代表するヒップホップグループ、RHYMESTERが主催する野外フェス「人間交差点2017」。今年で3年目となるイベントが例年同様、お台場の野外特設会場にて開催された。ここでは日中のRED STAGEに登場したBase Ball Bearのステージをレポートする。

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午後の穏やかな日差しの中、メンバーがステージ上に登場。和やかな雰囲気でアイコンタクトを取っての1曲目は、ブレイクのきっかけともなった『changes』。ヴォーカル小出祐介のやさしい声で心地よく包み込まれるような青春ソングだ。

立て続けに演奏した2曲目は『short hair』。イントロから印象的なギターフレーズを披露し、心地よい音色を奏でたのは、同フェスに参加したKIRINJIのギタリストでもある弓木英梨乃。個性的な響きを持つギターサウンドに、会場からは大きな喝采が起きた。

続いては4月にリリースされたばかりのニューアルバムから『すべては君のせいで』。どこかしら80年代ポップスの雰囲気が漂う、午後の日差しにピッタリの彼ららしいサウンドだ。

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MCでは、小出がかつてラッパーを目指そうとしたが、自分の声があまり向いていないと思って辞めたというエピソードを語り、この日迎えたギタリスト弓木英梨乃を改めて紹介。

続いてのゲストには人気沸騰中のラップクルーKANDYTOWNから呂布と、つい先ほど隣のステージで出番を終えたばかりのSANABAGUN.から高橋紘一（トランペット）＆谷本大河（サックス）が登場。

このフェスの名前にもなっている「人間交差点」にちなんだ曲『スクランブル』を披露。呂布のラップパートではオーディエンスからどよめきが起きた。

続いて『十字架You and I』の流れでステージはクライマックスかと思いきや、フェスの主宰であるRHYMESTERの3人が登場。ステージ前のみんなが待ち望んでいた曲『The Cut -feat.RHYMESTER-』をRHYMESTER本人たちとともに生で堪能させてくれた。

フェスならではのサプライズゲストが多数参加しての貴重な饗宴で、短いながらも贅沢なセットリストにファンならずとも満足度高いステージとなった。

（取材/文：バッキー☆大坂）

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人間交差点2017
Base Ball Bear セットリスト

M1.changes
M2.short hair
M3.すべては君のせいで
M4.スクランブル（ゲスト：呂布・高橋紘一＆谷本大河from SANABAGUN.）
M5.十字架You and I
M6.The Cut -feat.RHYMESTER-

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