スクリーンにX JAPANの映像が流れた後、YOSHIKIは登場しピアノ演奏を始める。まずは名曲『Forever Love』。

続けて演奏したのは『ART OF LIFE』。スクリーンに映画『WE ARE X』の映像が流れる中、ピアノとヴァイオリンの見事なハーモニーを響かせた。

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演奏が終わりYOSHIKIが三木谷浩史をステージに呼びこむと、三木谷は「登りにくいですね・・・」と素晴らしい演奏の後にステージへ登場する事を恐縮していると、YOSHIKIが「階段があるので気をつけて下さいね。」と返し、三木谷が「そういう事じゃなくて！」と言い返すという2人のやりとりが会場を一気に和やかな雰囲気に変えた。

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マディソン・スクエア・ガーデンに立つに至るまでの思いを聞かれるとYOSHIKIは「夢は叶うという思いがいつもあったので何が何でも辿り着く、そして気づいたらステージに立っていて感極まりました。自分のネガティブ要素が全部なくなった時ステージに立っていた。」と大偉業達成までの思いを語る。

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そしてトークセッションの途中に突然サプライズゲストとして、先程ステージでの演説を終えたばかりの小泉純一郎が登場。小泉は「偶然新聞の広告に載っていた『WE ARE X』を劇場で見てね。心の痛みや辛さ、悲しみから曲が生まれたのか」と感想を語った。

また小泉が新聞などにX JAPANのファンと書かれた時、支援者には「バツ ジャパンとは何だ？」と言われたエピソードを話すと会場は笑いに包まれた。

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YOSHIKIは次なるチャレンジについて「音楽を通じて国際的に交流協力できればなと思っている」と答え、最後に自分のスマホを取り出し3人で写真撮影をし、ステージを後にした。

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そしてステージ終了後の囲み取材では、エイプリルフールに「6月30日にX JAPANが21年振りにアルバムをリリースします！」と発言した事について「エイプリルフールだったので・・・半分くらいはでる可能性も。今、怒涛のレコーディング中で、あとは妥協するかどうかの段階なんですよね。」と今の状況を語る。

そして、ここで急遽花占いでアルバムを発売するかしないかを決めると発言。

「妥協する(発売する)、妥協しない(まだ発売しない)」と花びらを1枚ずつちぎりながら呟くYOSHIKI。

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そして最後の1枚をちぎる瞬間「妥協しない(まだ発売しない)・・・出ませんね（笑）」と発言すると記者、関係者一同が大爆笑。

「これで6月リリースは無くなりました（笑)。けど今年中に出る事は間違いないです！」と宣言した。

（取材/文：只野琴音・写真：山岸一之）

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