2016.01.21 公開
幻想的な雰囲気のなか、まずはバンドメンバーとK.A.Z が登場。ダークなサウンドに導かれるようにHYDE が姿を見せ、最初のナンバー「SAMSARA」へ。妖しくも官能的な音像とともにライブがスタートした。
「いつもみたいに走り回ったりできないけど、精神的には暴れ回りたいと思います。リラックスしてね」(HYDE)というMC を挟み、心地よい高揚感を伴った「SWEET VANILLA」、クラシカルなピアノにリードされたバラードナンバー「VAMPIRE’S LOVE」など、VAMPS のキャリアを象徴する名曲が次々と披露される。
ふだんのライブではラウドかつヘビィに攻めまくるVAMPS だが、この日はアコースティックギター、ストリングスなどを取り入れたアコースティック・セット。
生楽器の豊潤な響きを活かしたアレンジによって、楽曲のクオリティの高さがしっかりと際立っていた。
ドラマティックなメロディのなかで、美しい憂いを帯びた感情を描き出すHYDE のボーカル、そして、繊細なフレーズと表情豊かなタッチによって楽曲の魅力を引き出すK.A.Z のギタープレイも本当に素晴らしい。
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