11月7日(木)、Zepp Divercity TOKYOを舞台に「Tune」番組放送2周年を記念したイベント「Tune LIVE 2019」が催されました。ここでは、トリを飾ったBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEのライブの模様をお伝えします。

BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE（Tune LIVE 2019）  画像 2/6

イベントのトリを飾ったのが、今年5月にメジャーデビューしたばかり、破竹の勢いを見せる7人組ダンス&ボーカルグループのBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。ライブは、アッパーでエレクトロなヒップホップビートとメンバーたちの歌声やラップがシンクロしてゆく「テンハネ-1000%-」からスタート。力強い歌声をぶつけながら、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEは最初から観客たちをアゲアゲなパーティ空間へと導いてゆく。とてもスリリングなのに、気持ちを嬉しく火照らす楽曲じゃないか。終盤には、さりげなく「Tune LIVE」にひっかけ"Tポーズ"も描き出していた。

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「BADDEST FIRE」というタイトル通り、力強く躍動感のある…いやいや、そんな言葉じゃ収まりきれないくらい感情のストッパーをぶち壊すように、彼らはバーニングした歌声やパフォーマンスを突きつけてきた。その熱い姿へ触発され、観客たちも気持ちを破裂させながら、彼らと一緒に熱狂の虜になっていた。なんて熱いグルーヴを描き出すパワーナンバーだ。軽快にステップを踏みたくなる、とてもエモーショナルな。触れた人たちの気持ちを、新たな世界へと連れ出す「NU WORLD」の登場だ。演奏が進むごと、パワーとエナジー、そして解放感を増してゆくスタイルなのがクールじゃない。心が、どんどん開けてゆく気分だ。

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後半からの熱狂を彩る引き金として披露したのが、最新ナンバーの「44RAIDERS」だ。身体を突き刺すワイルドで刺激的なビートに触発され、気持ちが天井知らずでアガり続ける。
その熱気へ拍車をかけるように、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEは「Make U a Bellever」を突きつけた。強烈なラップをメンバーたちがぶち噛ませば、メンバーどうしが熱く歌を絡ませる姿も登場。ヒートアップし続けるメンバーたちのやり取りに触発され、フロア中に溜め込んだ熱気も破裂しそうなほどに膨れ上がっていた。

最後にBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEは、ラテンな要素も組み込んだ情熱ナンバーの「PASION」をぶつけてきた。会場中の人たちが、理性をぶっ壊す刺激的なリズムに触発され、手を大きく振り上げながら跳ね続けていた。熱情が爆発してゆくまま、自分を開放しながら熱狂の虜になっていた。まさに、最後に相応しいパーティ空間をBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEは作ってくれた。

（文：長澤智典）