【ライブレポート】Dragon Ash、ROCK IN JAPAN FESTIVAL皆勤賞の優等生 兼 最強の問題児が魅せた美と狂乱の最果て

2016.10.01 公開


8月6日、国営ひたち海浜公園にて、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016が開催された。GRASS STAGEに登場したDragon Ashは一曲目の『For divers area』から激しいパフォーマンスでオーディエンスのテンションを一気にMAXまで加速させる。

今年もDragon AshのROCK IN JAPAN FESTIVALが始まった。というのも、Dragon AshはROCK IN JAPAN FESTIVAL第1回から出演を続け、今年で17年連続17回目の出演なのだ。ROCK IN JAPAN FESTIVAL皆勤賞の優等生、今年はどんなアクトを見せてくれるのか。

『Run to the Sun』ではハンズクラップ、会場を揺らすジャンプ、そしてシンガロングが会場を包み込み、Kj(vo & g)とHIROKI(g)の生み出すグルーブがさらにそのテンションを加速させていく。

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そしてサポートベースKenKen(b)のスラップベースを皮切りに始まったのは『The Live』。ロックにヒップホップなど様々なカルチャーが融合したDragon Ashのミクスチャーロックサウンドが鳴り響く。

新曲『Head bang』で、会場はもはや酔狂に近いテンションでヘッドバングの嵐!桜井誠(dr)の衝動的な激演に乗せてDRI-V(dance)とATSUSHI(dance)のダンスも切れ味を増していく。

「年に一回こんなでっけぇところで、こんな大勢の人が集まって。出てる奴も観に来てる奴も全員が楽しみにしてるんだ。ちょっとの怪我とか天気なんてくそ食らえだ!」

ギリギリなMCのあと披露したのは『Life goes on』。世代を超えて歌い継がれるこの一曲をDragon Ashとこの大ステージで歌うことができるとはなんと幸福なことか。リラックスした雰囲気で進行していくが・・・。

「はい休憩終わり!」

転調の瞬間、Kjの呼びかけでオーディエンスが飛び跳ねる!ROCK IN JAPAN FESTIVALの永久欠番選手とフェスのプレイヤーたる観客のコンビネーションは完璧だ。

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「ひたちなかの皆、ありがとう」

アレンジされた歌詞はファンにとっては何より嬉しいお土産になっただろう。『Velvet Touch』ではKjもステップを踏み、「踊ろうぜ、ひたちなか!」

この一言で芝生の会場はBOTS(dj)のスクラッチに合わせて踊る広大なダンスフロアになった。

それにしても全ての楽曲のシンガロングパートにオーディエンスはピタリとリズムをはめて歌い上げる。オーディエンスとつくりあげるライブをしてきたことが、Dragon AshのROCK IN JAPAN FESTIVAL連続出演している所以の一つなのかもしれない。

【ライブレポート】Dragon Ash、ROCK IN JAPAN FESTIVAL皆勤賞の優等生 兼 最強の問題児が魅せた美と狂乱の最果て

「ひたちなか調子どうだ?」

リズムが小気味いいサンバ調の『La Bamba』を披露した後MCへ。そして『百合の咲く場所で』の演奏が始まる。囁くようなkjのラップ、静かに「そのとき」を待つオーディエンス。仕込まれた時限爆弾はサビで爆発し、狂乱の渦が会場を埋め尽くした。

「やっぱりお前らは最高だったな。」

Kjは笑顔を浮かべグッドサインを会場に向けた。

「さっきもMCで言った通り、バンドマンは馬鹿ばかりです。俺の仲間たちは本当に頭が悪いし、計算もできないし、それでも頭が悪い奴がロックフェスからいなくなるのは、俺がもし観に来てるやつだったら寂しい。もしかしたら5万人の中にも何百人か、何千人か、何万人か、頭が悪い奴がいるかもしれない。もし俺らとかMONOEYESとか、10-FEETとか、馬鹿が出ることで馬鹿が楽しくなれるんだったら、俺たちはまだ出続けたいと思います。」と、その熱い想いが語られた。

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「ミクスチャーロックは好きですかー!?」

お決まりの合図から『Fantasista』が始まる。このお決まりの合図はこの日に限っては警鐘と言い換えてもいいかもしれない、そのくらい何が起こるかわからない異様なまでの熱気が立ち込めていた。ステージとオーディエンスが混然一体となった狂騒曲でGRASS STAGEはこの日最高のボルテージに達し、最後の一曲を迎える。

「いい曲とか激しい曲作ってみんなを裏切らないようにバンド人生を生きていこうと思います。ありがとうございました。Dragon Ashでした。」

最後に演奏されたのは『Lily』。狂乱状態を終えたオーディエンスが今日の思い出を脳裏に焼き付ける時間だ。サビでは超満員の観客がシンガロング、Kjの満足気な笑顔に何とも言えない感情が込み上げてくる。

熱狂、狂乱の末、美しい余韻を残して、ROCK IN JAPAN FESTIVAL皆勤賞の優等生 兼 最強の問題児、Dragon Ashのアクトは幕を閉じた。

(取材/文:樋熊涼・写真:山岸一之)

【ライブレポート】Dragon Ash、ROCK IN JAPAN FESTIVAL皆勤賞の優等生 兼 最強の問題児が魅せた美と狂乱の最果て
8月6日 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016 GRASS STAGE
Dragon Ash セットリスト

M1.For divers area
M2.Run to the Sun
M3.The Live
M4.Head bang
M5.Life goes on
M6.Velvet Touch
M7.La Bamba
M8.百合の咲く場所で
M9.Fantasista
M10.Lily

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