7月13日（土）から15日（月・祝）の3日間にかけて、横浜アリーナにて『J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION』が開催されている。初日となる13日（土）のステージには、スガ シカオが出演した。

スガ シカオ Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)   画像 2/9 スガ シカオ Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)   画像 3/9

赤い照明係包む幻想的なステージに登場したスガ。バックにはストリングスやパーカッションを携え、イスに腰掛けアコギを持ち『アイタイ』を幕開けとなる一曲目に放つと、独特な世界観が一気に会場を包み込む。続いて次々と楽器が重なり合い静かに始まったのは『傷口』。アコースティックアレンジとなったこの曲では、哀愁漂うメロディに乗せ、どこまでも痛々しい歌詞を甘く歌い上げる。

スガ シカオ Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)   画像 4/9

スガ シカオ Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)   画像 5/9

MCになるとスガは「J-WAVE LIVE毎年出させていただいて、いつも盛り上げ役としてやってきましたけど、20回くらい出させていただく中で初めて、アコースティックセットで挑んでみようということになりました」と、今回のJ-WAVE LIVEについて語る。
「その中でも、みなさんのご意向に沿えるような曲を選んできたので楽しんでいってください」と始まったのは、スガの代表作でもある『Progress』。ストリングスが加わることでより壮大な雰囲気となったメロディに、何度聴いても万人の心を打つ歌詞。会場にいた誰もが耳と心を澄ませて熱心に聞き入った。

続いて力強いアコギのストロークから始まったのは、青年期の絶妙な心を歌う『19才』。最小限の楽曲で奏でる艶やかな一曲に会場のボルテージも上がる。

続いて披露されたのはファンの中でも根強い人気を誇る『月とナイフ』。先ほどまでとはうって変わり、悲しみあふれるこの曲は会場の雰囲気をガラッと変える。一瞬の静寂が会場を包み聞こえたのは、SMAPへ楽曲提供された、日本の音楽シーンに残る名曲『夜空ノムコウ』。SMAPの生みの親、ジャニー喜多川氏の影も重なり、より心に響く一曲となった。

スガ シカオ Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)   画像 6/9
スガ シカオ Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)   画像 7/9

名曲の余韻に浸る会場に響き渡ったのは陽気なパーカッション。スガの「最後は明るい曲をやって終わりにしましょうね」の一言から披露されたのは陽気なアップチューン『午後のパレード』。ライブ恒例の振りも交え盛り上がり、スガ シカオのステージは笑顔で溢れたまま幕を閉じた。

スガ シカオ Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)   画像 8/9

スガ シカオ Photo by Tsukasa Miyoshi (Showcase)   画像 9/9

＜J-WAVE LIVE 20th ANNIVERSARY EDITION/DAY１＞
2019年7月13日(土)/横浜アリーナ

スガ シカオ セットリスト：
M01.アイタイ
M02.傷口
M03.Progress
M04.19才
M05.月とナイフ
M06.夜空ノムコウ
M07.午後のパレード