10月13日（土）、横浜ベイホール（Yokohama Bay Hall）で音楽フェスCALDERA SONIC(カルデラソニック)が開催された。

カルデラソニックは、多くのバンドを世に輩出する音楽フェスイベントで、夢を持ったアツいアーティストが会場を熱狂の渦に巻き込み、全員で圧倒的に盛り上がる時間を提供する。

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いよいよカルデラソニックも最後の一組になった。大トリを務めるのは地元・横浜が生んだヒップホップアーティスト・サイプレス上野とロベルト吉野だ。会場に漂う熱気が2人の登場を待ちわびる。ロベルト吉野、そして、サイプレス上野が順にステージに表れると、会場から割れんばかりの歓声が沸き起こる。それに応えるようにロベルト吉野は見事なターンテーブルさばきを見せつける！サイプレス上野は「横浜ベイホール調子はどう？俺たちがぶっかます！！」と叫び、ステージを左右に動きながらオーディエンスを煽っていく。

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「いい顔してるぜ！いい顔してるぜお客さん！！今日は俺たちが最後だ。一体感を持って一緒になりましょう！」の意気込みの後に『ぶっかます』をパフォーマンスする2人。「上野！」、「吉野！」と互いの名前を連呼し鼓舞し合う。続く『サ上とロ吉』では観客も2人のコールを絶やさずに叫び続けた。すると、ロベルト吉野は客席の前に出てきてプロレスの技でお馴染みの「毒霧」を浴びせる場面も。臨場感に溢れるステージが展開されていく。

MCでは、サイプレス上野はカルデラソニックを振り返りながら「俺たちが最後のライブですけど、ドラムもねぇーし、ベースもねぇーし、ギターもねぇーし、管楽器もなんもねぇーよ！1マイク、そして、2ターンテーブル、それだけでロックしちゃってもいいですか！？」と最後の煽りを入れると観客のテンションは最高潮に達した。

サイプレス上野の激しいマイクパフォーマンスと、ロベルト吉野の作り出すサウンドがこの日最大の盛り上りを見せた中で、2人のステージは終了した。

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サイプレス上野とロベルト吉野は、2000年に横浜の『横浜ドリームランド』出身の先輩と後輩で結成。“HIP HOPミーツallグッド何か”を座右の銘に掲げ、“決してHIPHOPを薄めないエンターテイメント”と称されるライブパフォーマンスを武器に毎年多くのライブを行っている。 2007年に1stアルバム『ドリーム』を発表以降、通算5枚のオリジナルアルバムをリリース！
2018年11月28日には横浜を代表するプロデューサーDJ PMXとの共作、『Yokohama La La La』を含む、メジャー1stフルアルバム『ドリーム銀座』がリリース決定。