【ライブレポート】勝つのはどっちだ東西対決！ HKT48と欅坂46が『GUM ROCK FES 2』で激突！

2017.03.08 公開

【ライブレポート】勝つのはどっちだ東西対決！ HKT48と欅坂46が『GUM ROCK FES 2』で激突！

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人気アイドルグループHKT48と欅坂46が直接対決するイベント「つぶやきFES 博欅場所～GUM ROCK FES 2～」が7日、東京・両国国技館にて行われた。今年で2回目となる本イベント。

前回は乃木坂46と対決し見事勝利したHKT48だが、今年の相手は昨年のデビューから快進撃を続ける欅坂46と手強い。まさに48グループと坂道シリーズの代理戦争。果たして勝負の行方はいかに⁉︎

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行司にはウーマンラッシュアワーの2名を迎え白熱とした勝負が展開される。まずは選手宣誓で欅坂46の菅井友香が「私たち欅坂46は後輩なんですけと、現時点で全く負ける気がしておりません」と挑発し先制攻撃を決める。

対するHKT48は松岡はなが「『サイレントマジョリティー』羨ましいぞー！HKT48も負けないように頑張ります！」と対抗心をあらわにした。

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勝負は全部で6回あり総合得点で勝敗を決めていく。最初の対決は「スポーツで爽やか！バスケフリースロー対決」。両グループから3名が出場し3本勝負で点を取りに行く。

先鋒のHKT48本村碧唯と欅坂46の長沢菜々香は共に失敗。続くHKT48の松岡はなが「（自信は）ある！」と元気良く宣言し、ボールは吸い込まれるように見事ゴールへシュート！持ち前の明るさで会場を味方につけた。

１－０とリードを許された欅坂46は3番手の平手友梨奈に勝負を託す。「メンバーのために頑張ります」と意気込みをあらわにし、ウーマンラッシュアワーの村本も「スターはやってくれるでしょう」と平手へ声援を送る。会場の声援が平手に集中する中、ふわっと投げたボールはゴールへ収まり、ここぞとばかりにセンターの意地を見せつけた。

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2回戦の「洗練された女性を目指せ！暗算対決」では、欅坂46の長濱ねるが同級生のHKT48の下野由貴に勝利し点差を広げる。

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3回戦では「スッキリな息10秒対決」と題し、ロッテガム「ACUO」を噛んだ後のスッキリとした息を吐きながら、10秒ピッタリ計測できるかを競う。

HKT48からはエース宮脇咲良が挑戦。対する欅坂46の志田愛佳が迎え撃つ。「世界中のガムの中で一番美味しいです」とガムの感想を言う宮脇だったが、勝負では1秒近くの差をつけて欅坂46の志田が勝利。さらに欅坂46がリードを広げていく。

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勝負も折り返し地点に差し掛かり、ここで「東西楽曲交換対決」と題して、HKT48と欅坂46がそれぞれの持ち歌を入れ替えて歌うスペシャル企画がアナウンスされ、会場に訪れたファンは大きな歓声を上げる。

まずは欅坂46が先攻する。披露するのはHKT48の1stシングル『スキ!スキ!スキップ!』。劇中に多く取り入れられたスキップの振り付けを完璧にこなし、曲の合間にあるオーイングでHKT48のファンと共に一体感を作り出していく。

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対するHKT48は昨年末にリリースされ大反響を呼んだ『二人セゾン』をカヴァー。

冒頭に現れた「欅の木」を見た瞬間、会場に一気に熱気が押し寄せた。センターは宮脇が務め、曲終盤のソロダンスでは会場のファンを沸かせた。

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勝負に戻り4回戦は「かわいい相撲対決」で、初戦から「ジャスティス！」とサンシャイン池崎風に決め込んだ欅坂46の織田奈那が、HKT48の田中美久との勝負に勝った。

負けてばかりではいられないHKT48は松岡菜摘が「お母さんとお父さんに良いお尻もらったので」と意気込むが、欅坂46の「お嬢様」こと菅井との勝負に惨敗。「乗馬で足腰鍛えてるので頑張ります」と言った通りの成果を残した。

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5回戦は「 ”あっち向いてホイ！” 最強対決」。HKT48からは矢吹奈子、欅坂46からは渡辺梨加が挑む。

勝負は矢吹のペースで進んでいくが、渡辺のおっとりとしたじゃんけんにペースが乱れる。だが、最終的には矢吹の勢いに飲まれ、この回でHKT48がようやく勝利を手にした。

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いよいよ最終決戦は各グループのメンバー10人が揃って「最後にスッキリ！大縄跳び対決」に挑戦。先攻はHKT48から。しかし、少々焦りすぎてしまったため全員の息が合わず記録は8回に。間髪入れずに欅坂46が挑戦するが、なんと1回で足を引っ掛けてしまう。

「もう一回だけ！」と指原莉乃がチャンスを与え、気を取り直して再チャレンジする。滑り出しは順調で跳び方は揃っている。回数を重ねるごとに会場の声も大きくなり、30回を超える頃にはHKT48のメンバーから焦りの声が混じり、ついには45回という大記録を樹立。最終結果は２－５で欅坂46が圧倒し優勝した。

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ここからはライブステージへ移行する。まずは欅坂46がステージに登場し、『大人は信じてくれない』、『語るなら未来を…』、『手を繋いで帰ろうか』と歌詞に印象のある楽曲を立て続けに披露。

「先ほどはHKT48さんといろんな対決をさせていただいたんですけれども、まさか勝つことができてすごく嬉しいです。ビックリしてます！」と勝利の喜びを語った菅井。「2017年も、これからも勝ち続けられるように精一杯頑張りますので、これからもよろしくお願いします」と述べてオリジナルの『二人セゾン』、『世界には愛しかない』とシングル曲を連続で歌い、会場のボルテージが最高潮に達しようとしていた。

最後の曲は昨年春にスマッシュヒットを打ち出したデビューシングル『サイレントマジョリティー』。会場はグループカラーの緑のサイリウムに包まれ、その中で振り乱れた髪を気にもせず一心不乱に踊り狂うメンバーたち。リリースから間もなく1年が経とうとしているが、圧倒的な人気ぶりは健在のようだ。

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後半はHKT48のステージ。欅坂46の残した余韻をさらっていくように『しゃえからしか!』、『HKT48』、『君のことが好きやけん』とノンストップでパフォーマンスを続ける。会場はいつの間にか赤色のサイリウムで統一されていた。

MCでは宮脇がエキシビジョンマッチで披露した『二人セゾン』について「私『てち（平手）』のポジションをやらせていただいたので、『さち』としてやらさせていただきました」と感想を述べた。「ここからはさらに盛り上がっていきたいと思います。みなさんついて来れますかー！」と指原が煽りを入れる。

宣言通りAKB48のカヴァーで『ハイテンション』、『桜、みんなで食べた』、『12秒』と人気シングル曲をパフォーマンス。朝永実桜が「今よりも、もっともっと声出せますかー⁉︎」と観客を奮い立たせると、ライブの鉄板曲『メロンジュース』が披露される。お決まりのサイリウム色統一で、会場は再び緑色に包まれる。一緒に回すマフラータオルが起こした風は記者席にも届く勢いだ。

ライブの最後の曲として歌われることの多い『メロンジュース』だが終了後に、「ちょっと待ったぁー！」と松岡が会場全体に響く声で注目を集め、「まだやってない曲ありますよー」と最後の曲フリに入る。大トリを飾るのは松岡がセンターを務める最新シングル曲「最高かよ」。曲中の随所にちりばめられた「MIX」やオーイングによって会場のボールテージは急上昇し、絶対値を超える声量が国技館を揺らした。