2016.01.25 公開
仕事ではあるが、HKT48との出会いは今から5年前のことだった。
筆者は学生時代に偶然にもHKT48の初お披露目を目撃していた。当時の平均年齢13.8歳。
会場に集まった21人の1期生が歌う「スカート、ひらり」は初々しく、「HKT48のこれからの活躍を見守ってください」と語った兒玉の言葉は今も覚えている。
あれから紆余曲折があり、博多に咲いたアイドルたちは全国の荒波に揉まれていった。
全国ツアーの成功。台湾での海外コンサートに、趣向を凝らした指原莉乃座長公演。 いつの間にかあの日の少女たちは、一人前のアイドルになっていた。
そして、昨年新潟にNGT48が誕生し、追う側から追われる側へと立場は変わった。
今日のパフォーマンスを観て、まだまだ成長の兆しはあると感じた。ライブ終わりに咲いた満面の笑みがそう確信させた。
HKT48は1月29日、初めてのドキュメンタリー映画『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』(指原莉乃監督)が公開され、4年間の歩みに一つの区切りがつけられる。
現在新世代となるであろう4期生を募集中。まだまだ成長を続けるHKT48から目が離せない。
(取材/文・安藤龍之介)
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