2019.05.02 公開
SKE48・松村香織が48グループに刻んだもの、残したものとは?

松村香織と高柳明音、「AKB48グループ感謝祭2018〜ランクインコンサート〜」での一コマ。  画像 1/1

5月2日、SKE48松村香織の卒業公演が名古屋・栄のSKE48劇場で行われる。

昨年9月中旬に行われた「SKE48 リクエストアワー2018セットリスト100 〜 メンバーの数だけ神曲はある〜」のステージで発表された衝撃的な卒業発表から約8ヶ月。ついに松村がSKE48を去る日がやって来てしまった。

正直、未だに松村が卒業するという事実に半信半疑の筆者だが、公式ホームページに記載された「松村香織劇場最終公演」のタイトルが物語るように、紛れもない事実なのだろう。



松村がSKE48に、48グループにもたらした影響は計り知れない。

松村は2009年11月にSKE48第3期生オーディションに合格し活動を開始した。
当時の3期生といえば現在ではバラエティでの活躍がめざましい須田亜香里をはじめ、木﨑ゆりあ(卒業生)、小木曽汐莉(卒業生)、矢方美紀(卒業生)、木下有希子(卒業生)といった粒ぞろいのメンバー達が集結し、「黄金3期」と言われファンから熱い期待を寄せられていた。

そんなメンバーたちに囲まれ、松村は研究生として昇格の時を待つ日々が続いた。
転機が訪れたのは13年4月、松村は「終身名誉研究生」に就任し、48グループ全体の研究生の地位向上に尽力することになる。そんな中で行われた前代未聞の研究生のみによる武道館公演「AKB48グループ研究生コンサート 〜推しメン早い者勝ち〜」が開催されたのは松村の影響力があってこそだろう。

松村に育てられたSKE48の研究生たちも数多い。
中でも松村が長い期間育成に携わった6期生の現在の活躍はめざましい。公演が出来ない状況から這い上がり、オリジナル公演「アップカミング公演」を経て、6期生を次々に正規メンバーへと送り出した。

そして、15年3月31日、最後まで研究生として残った青木詩織井田玲音名竹内彩姫鎌田菜月、山田樹奈と共に、彼女は長い研究生時代を終えてチームKⅡへと昇格した。
折しも、その翌日に行われたチームKⅡ公演を訪れた筆者は「正規メン!」と満面の笑みで喜ぶ松村の姿を今でも忘れない。


また、松村が画期的だったのは48グループで「Google+(以下、ぐぐたす)」を使った動画投稿をいち早く開始したことだろう。

今ではTwitterやSHOWROOMでメンバーが当たり前のように動画を自由に投稿しているが、当時はSNSがまだまだ未発達であり、グーグルが運営していたSNSであるぐぐたすへの48グループの参入は、ファンとメンバーの距離を近づける起爆剤となった。

多くのメンバーがブログの延長線上でぐぐたすを使用する中、松村はいち早く動画投稿を開始。「誰も取材に来てくれないから、自ら発信しようと思って」と当時のテレビ番組で語っていた。そうして始まった「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」は、松村独自のコンテンツとして広がりを見せ、SKE48が一時低迷していた時期は、貴重な情報発信のメディアとしてあり続けた。


松村が残した偉業は計り知れない。
ここに記述したものは、ほんの片鱗にすぎない。松村香織という常識にとらわれない独自のアイドル像を貫いた彼女は、間違いなく48グループ全体のアイドル像を良い意味で変革させた。

この後17時より、SKE48劇場で松村のアイドルとして最後のステージが幕を開ける。
松村が歩んだアイドル9年半の終着点を刮目してもらいたい。

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