4月11日（木）、池袋サンシャインシティ噴水広場にて、アンジュルムのNEWシングル『恋はアッチャアッチャ／夢見た 15年』の発売イベントが行われた。

昨年新メンバー2名を迎え、12人新体制で初となる今作は、インド風な曲調に衣装、キャッチーなダンスが印象的な『恋は恋はアッチャアッチャ』と、6月18日の武道館ライブを持ってグループを卒業する和田彩花の卒業ソング『夢見た 15年』の両A面シングル。

アンジュルム  画像 2/5

『恋はアッチャアッチャ』の、インド風な衣装に身を包み登場したアンジュルム12名。最初に披露されたのは、Hello! Projectリーダー・和田彩花の卒業ソング『夢見た 15年』。アンジュルムの前身グループ・スマイレージのデビュー曲『夢見る 15歳』のオマージュ曲となる本曲は、メンバーから和田へ向けたはなむけの楽曲。メンバーそれぞれが和田と肩を並べて歌い、和田への感謝とエールを楽曲を通じて贈った。

MCコーナーでは『夢見た 15年』のタイトルにちなみ“15年後どうなっていたいか”をテーマに自己紹介。和田はこのテーマに、「私は39歳になっています！40歳ですもんね…。私はフランスに住んで毎日美術館に行きたいです！」と熱望。竹内朱莉は「私は36歳になっているんですけど、書道の塾を開いて、学生に教えて小銭稼ぎしたいなと思います！」と会場の笑いを誘う。勝田里奈は「私はママ友と仲良くなれますように」と笑顔を見せた。

 

アンジュルム  画像 3/5

続いて、竹内曰く”事務所が勝手に作った”という『恋はアッチャアッチャ』の3本目となるPVを会場にいる全員で初鑑賞。アンジュルムからは笠原桃奈と船木結が登場する不思議なPVが流れた。
その後、『恋は恋はアッチャアッチャ』のダンスレクチャーを開催。動画撮影OKタイムとなり、会場に訪れたファンはスマホを取り出し撮影開始。撮影に夢中のファンに竹内は「みんなもっと踊ってくれると思ってた！こんなはずじゃなかった……！」と嘆き、勝田は「携帯しまえ（笑）！」と抗議。その後、携帯をスマホを置いたファンとともにダンスレッスンが行われ、『恋は恋はアッチャアッチャ』が披露された。

 

アンジュルム  画像 4/5

イベント終了後、報道陣向けの取材に登場したアンジュルムメンバー。
『恋は恋はアッチャアッチャ』について和田は「インドをテーマにした楽曲になっていて、その中でも私たちが伝えたいメッセージは歌詞の中に入っています。”だけどつまらない人間じゃない”というフレーズを歌わせていただいているんですが、それはまさにアンジュルムのことだなと思うし、それはきっといろいろな人に届くと思うので、そういうメッセージもいろいろな人に伝えていけたらと思います」とコメント。
また『夢見た 15年』については「この曲は私たちとファンのための曲。私の卒業ソングでもあり、新しいスタートを切る時に歌う曲なので、ファンの皆さんと一緒に大切に歌って良い思い出を作れたらいいなと思います」と自身の想いを話した。

 

アンジュルム  画像 5/5

また、『夢見た 15歳』は、スマイレージ、アンジュルムとして和田と活動をともにした福田花音が作詞を担当。これに対し和田は「福田花音ちゃんは、グループを卒業する時に”作詞家になる”という夢を持って卒業したので、ついに私たちのグループに詞を書くんだなという嬉しさがありました。歌詞を読んだ時に、今までの楽曲の歌詞のオマージュだったりがあったので、いろいろな思い出が蘇ってきました」と感慨深く語った。
新年号令和での目標を聞かれ、和田は「私は令和になってすぐにアンジュルムを卒業しますが、その後もアイドルを続けるつもりなので、令和のアイドル像を作っていきたいです」と意気込んだ。また、新メンバーの伊勢鈴蘭は「私は令和と決まった時に”レイラ”と聞こえて、私の時代が来たと思って（笑）。だから自分の時代にしていけたらいいなと思います」コメント。上國料は「平成代表のアイドルはモーニング娘。さんだったりすると思うので、令和はアンジュルムが代表できるように頑張りたいと思います！」と熱意を見せた。

 

【リリース情報】
『恋はアッチャアッチャ／夢見た 15歳』
4月10日（水）リリース