『秘密のママ園』は、建前ではなく本音で語れるママたちの居場所として、多様な家族のかたちや子育て観、恋愛、夫婦関係、自己実現まで、あらゆる視点からいまを生きる親たちのリアルに向き合う情報バラエティ。番組MCには、各世代を代表する母親であり働く女性でもある滝沢眞規子、近藤千尋、峯岸みなみの3名が務め、2025年3月から7月にかけて放送。これまでのスタジオトークや匿名相談を通じて、多くの視聴者から「自分のことのように共感した」「目の前の生活とつながる」といった反響を集めた。
このたび、一夜限りの特別番組として、MCはそのまま『秘密のママ園スペシャル』を放送。ゲストには二児の母としても日々奮闘する衛藤美彩が登場した。

【写真】滝沢眞規子、近藤千尋、峯岸みなみ、衛藤美彩らが出演する『秘密のママ園スペシャル』(8枚)

■近藤千尋「オマエって言われたら終わる」、説教モラ夫に嫌悪感
番組では、家庭内のモラハラをテーマに、ママたちのここだけの内緒話を掘り下げる企画「建前爆破！まったり井戸端会議」をお届けしてきた。冒頭では、1000人のママのうち85％が「モラハラを受けたことがある」と答えた調査結果を紹介。番組MC陣も「こんなにいる！？」「ショックだな」と驚く実態が明らかになった。
専門家として、二児の母で、年間100件以上のモラハラ案件を担当する弁護士・林奈緒子氏を迎え、実際に林氏が見聞きした激ヤバモラ夫図鑑を紹介した。まず取り上げられたのは、仕事で抱えたストレスなどを帰宅後、妻にぶつけるオールナイト説教モラ夫。林氏は「怒りに頭が支配されちゃってるから、深夜とか関係ない。早朝まで怒り続ける」「『俺はオマエに教えてやってるんだ！』と説教をする」と、説教モラ夫を説明。近藤は「オマエって言われたら終わるかも」と嫌悪感をあらわにし、滝沢も「オマエは（モラ夫の）片鱗がある」とした一方、峯岸は「昔『オマエって呼ばれるのキュンとする』って言ってるタイプだった」とポロリ。滝沢は「キケンだよ！」と力強く忠告した。

■元乃木坂46・衛藤美彩、義母との関係性を語る「勝手に私が比べちゃう」
滝沢眞規子、義実家での立ち回りを伝授台所に「入らないようで入る、入るようで入らない」
さらに、林氏は義母に助けを求めて相談しても「あなたが悪いんじゃないの？」などと夫の味方をされてしまう義母共犯型モラ夫もいるとし、息子の味方をする義母の定番フレーズを紹介。MC陣から悲鳴が上がる場面もあった。義母との関係性を聞かれた衛藤は「私も主人も九州の大分出身なんですけど、両方の母が完璧なんです」と語り、「2人ともそれを押し付けてきたりはしない。勝手に私が比べちゃいます」と告白。そこで、滝沢から「お正月帰ったらどうするんですか？」と質問が飛ぶと、衛藤は「『座っといていいよ』と言ってくださるんで、様子見ながら…」と明かしつつ、「台所とかあまり入ってほしくないのかな？」と推測。滝沢は「入らないようで入る。入るようで入らない」と、絶妙な義実家での立ち回りを伝授した。

また、番組では20歳年上の夫と再婚し、5人の子どもを育てる31歳のママ・マキコさんに密着。18歳で長女を妊娠したものの、元夫とは絶望的な結婚生活に。そんなマキコさんが現在の20歳年上夫と再婚するまでの道のりとは...？「0歳からギャルの格好してます」と語る長女との関係性をはじめ、個性豊かな子どもたちとの愛情あふれる生活、夫との馴れ初めなどに迫ったVTRにスタジオMC陣は微笑ましく見守った。
一方、23時半就寝、2時半起床で働くマキコさんの姿も。「自分と同じ思いをさせたくない」と語るマキコさんの現在の職業とは...？さらに長男が生後間もなく突然死してしまったという壮絶な過去も告白。人生のどん底を味わったというマキコさんが懸命に子育てに奮闘する様子に、滝沢は「ご苦労をされて、子育てとお仕事を両立されているので、そういう苦労ってお子さんは見てる」「体だけは気をつけていただきたい」とエールを送った。

■峯岸みなみ「最近は泣いてない」夫婦ゲンカを納める新ルールを発表
さらに、番組終盤、プレゼント企画のトークコーナーでは、峯岸が夫婦ゲンカの納め方について、夫婦間での新たなルールを告白。「元々夜通し話し合い癖があったんで、結構朝まで泣きながら話すとかもあったんですけど」と切り出した峯岸は、「最近は新ルール立て込んだ話は朝起きてもまだ足りなかったら話すというのに決めた」と報告。「泣いたり、ぐちゃぐちゃした感情も朝に持ち越さないタイプだなと思って」と、自身への気づきから新ルールを決めた理由を振り返り、「無駄なケンカが減りました。1回寝る」「最近は泣いてない」と語った峯岸に、滝沢は「大人になってる」と驚いた。