2024.11.28 公開
八木勇征インタビュー命と向き合い続けた4日間で新境地…「最期の授業」UniReelで配信スタート!

『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』(C)「日本オリジナルショートドラマ」製作委員会  画像 1/8


―予告編動画も公開されています。FANTASTICSのメンバーからどんな反応がありましたか?
ファンタのメンバーは縦型ドラマという新しいスタイルにすごく興味を持ってくれました。いつも作品が決まった時は声を掛けてくれるのですが、教師役という僕がこれまでに演じたことのない役柄に挑戦することもあってより気になっている様子でした。
特に(佐藤)大樹君は「縦型って、どういう感じになるの?」と前のめりになって聞いてくれました。みんなUniReelをダウンロードして観てくれると思います。

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―撮影はスマホで撮ったのですか。
はい。スマホで撮りました。

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―「スマホで撮りスマホで観る縦型本格ドラマ」ということで、撮影で特に気を付けたことはありますか?
アングルや画角の調整はありますが、基本的に僕はカメラをあまり意識しない方です。スマホで本格ドラマを撮ったのは初めてなのですが、今回もほとんど意識していなかったです。
ただ、撮る側であるスタッフのみなさんはすごく難しいのだろうなと思う部分はたくさんありました。スマホを縦にして撮ると画面の横幅の部分が極端に狭くなるので、普段のドラマ撮影とは違うのだろうなと感じていました。


―完成した作品をご覧になって、「縦型動画」という点で感じたことを教えてください。
横型の動画に比べていきなりバッと全体の映像が入ってくるなと感じました。シンプルに画力がすごいです。あとは、今作はストーリーが次々と進むので、次の展開がものすごく気になりました。

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―命を絶った同僚教師で元恋人役の堀未央奈さんと共演した感想を教えてください。
堀さんをはじめ全員が初共演でした。
堀さんのお芝居を観ていて「本当に辛いんだろうな」と思いました。背中越しにその辛さや、学校側に訴えても取り合ってもらえないという苦悩が伝わってきたからこそ、僕もより役に感情移入ができましたし、寄り添いたいという気持ちになりました。


―生徒役の方で印象に残った方を教えてください。
男子生徒だと「一軍男子」の斉藤勇治役を演じた加部亜門君です。亜門君は子役から活動されていて経験豊富ということもあると思うのですが、生徒全体のバランスを取ってくれていたと感じました。
例えば「一軍チーム」と「それ以外のチーム」で対立する場面では、全員が一堂にしゃべってしまうとまとまらない状態になってしまうのですが、言葉を挟むタイミングだったり、セリフの強弱だったりなど言葉でうまくバランスを取ってくれていたなと思いました。
あれだけ緊迫した空間の中で、本当だったらもう斉藤勇治という役に入っている亜門君自身、叫び散らかしているぐらいだと思うんです。でも、そんな中で全体のバランスを取っていたのはすごいなと思いました。
女子生徒では菊池日菜子さんです。菊池さんが演じる星野くるみは物語のキーパーソンで辛い過去を抱えているという設定なのですが、その星野くるみのキャラクターを体現されていたと思います。それぞれのシーンで見せていた表情は菊池日菜子さんではなく、100パーセント星野くるみでした。その表情を見ることができて、俳優としての経験の中でも「ものすごくいいものを見せてもらえたな」と感じました。

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