―今回『焼いてるふたり~交際0日 結婚から恋をはじめよう〜』へ出演が決まった時の心境はいかがでしたか?
濱>嬉しかったです。原作がある作品に出ることは久々だったので少し緊張もあったのですが、衣装合わせや本読みなど現場全体で準備する時間が多くあったのでありがたかったです。
また、プロデューサーの加藤さんと2年半ぐらい前に映画でご一緒させていただいたり、
主演の黒羽麻璃央君とは4年ぶりの共演だったので色々なご縁を感じた現場でした。
―今回演じられる戸田は黒羽さん演じる健太と同期という関係性でありますが、戸田のキャラクターについて濱さん自身はどう感じられましたか?
濱>健太はとってもいいやつなのですが、戸田は少しつんつんしている部分があり、クールな感じにも見えるし健太に対して恋愛的なアドバイスをするので、多分自分に自信があって、イケてると思っているけど、実はちょっとずれてるみたいな感じですね。

―濱さんが演じる戸田の注目ポイントやキャラクターとしてみてもらいたい部分はありますか?
濱>話を重ねるごとに少しずつ印象は変わってくるのかもという風に思いました。
最初は健太とのシーンが続いて割と恋愛的アドバイスとか少し刺しに行くような発言が多く、口が悪い感じがあるのですが、回想シーンとかも結構強めに刺していってほしいという事を北川監督が演出してくれて、言葉の裏側や何を思っているのだろうみたいなことをシーンによって表現してみたので、そこで戸田らしさが出ていると思います。
最初は「何だコイツ」と勘違いされがちかもしれませんが、話を経るごとに戸田のキャラクターが垣間見えて印象が変わってくるのではないかと思います。
―この作品の魅力はどのような所にあると思いますか?
濱>端的に言うと全話幸腹という言葉に詰まっていると思うのですが、原作と台本を読んだ時に癒される作品だなと思いました。
戸田と伏見のシーンが後半多くあったのですが、2人は幸腹とは少し違うような空気感があり、健太と千尋の不器用な2人の交際0日、遠距離婚は意外と勇気のいることだと思うのですが、本筋とは違うサブストーリーも散りばめられているのでそこの部分が癒し系+αのスパイスもある所が魅力だと思います。