2022.10.31 公開
脚本家・三谷幸喜作/俳優・小栗旬が主演を務める現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)に出演中の俳優・福地桃子(ふくち・ももこ/25)。
【写真】大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演する福地桃子・坂口健太郎(1枚)
大河ドラマへの出演は今作が初めてとなり、坂口健太郎演じる北条泰時の妻・初(はつ)役として 第41回「義盛、お前に罪はない」 にも登場している。
第41回では、戦が始まりそうな状況の中でも酒に酔って眠っている泰時(坂口健太郎)に「起きなさい」と声をかけるシーンから登場。その側には、義時(小栗旬)の従者である平盛綱(きづき)と、義時の次男である北条朝時(西本たける)の姿も見られる。
初は、「太郎!鎌倉殿の一大事ですよ」「和田が御所を襲うんですって」「早くいかないと!」と声をかけますが、泰時は「だから私はあれほど・・・」とブツブツやる気のない言葉を吐くのみ。起きる気配は全くない。
それを見た平盛綱は「西門を守れと言うことだ」「父上はお前が指揮をとるよう仰せだ」と喝を入れながら言い聞かせるも、泰時は「(お前に)任せた」の一点張り。
そんな兄の姿を見た北条朝時(西本たける)は、「期待されて生きるのがそんなに辛いんですか?」「誰からも期待されないで生きてる奴だっているんだ」「そいつの悲しみなんて、考えたことないだろう!」と、怒りの感情混じりに 強い言葉を投げかける。
そんなとき、初は部屋の奥から桶いっぱいの水を運んできて、泰時に迷いなく(水を)ぶっかけます。さすがの泰時も目を覚まし、一気に身体を起こします。その場で見ていた盛綱や朝時だけでなく、視聴者までをハッと驚かすような、インパクトのあるコミカルなシーンとなった。
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