2021.10.01 公開
日曜劇場「日本沈没」で記者役を演じる杏、国連要人と異例の対談が実現

国連環境計画のインガー・アンダーセン事務局長と対談する杏 (C)TBS  画像 1/1


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TBSで10月10日(日)よる9時からスタートする日曜劇場日本沈没―希望のひと―』(初回25分拡大)。原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。刊行の翌年にはTBSでテレビドラマ化され、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた。刊行から48年の時を経て、この原作に大きくアレンジを加えて新たにお届けする今作は、原作でも描かれていた「地球環境の危機」を、2021年バージョンとして今に照らし合わせて鮮明に描き出す。
さらに、主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにすることで、2023年の東京を舞台にした、今だからこそ描くべき物語を展開。沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描いていく。

このたび、「地球環境の危機」を大きなテーマの一つとしている本作のメインキャストのひとりである杏と、国際連合の機関の中で環境問題、特に危機的な状況にあると言われる地球温暖化とそれによって引き起こされる気候変動への対策で主導的な役割を果たす国連環境計画(UNEP)のインガー・アンダーセン事務局長のスペシャル対談が実現した。
作中で杏が演じる記者は、迫りくる日本沈没という環境危機に気付き、ジャーナリストとして国民に伝えるという使命を背負っていく。気候変動や地球温暖化について世界の人々に伝え、行動を促すというUNEPの使命とも相通ずるということで、今回の対談が実現。ドラマが描くフィクションの世界をきっかけに、現実の世界が抱える課題への強いメッセージが込められた内容となった。


インタビューは気候変動にとどまらず、メディアの役割、リーダー論など幅広い範囲に及んだ。杏は3人の幼い子どもを持つ母親として感じたジェンダー教育への不安などについても率直に質問した。また、杏が国連のSDGs(持続可能な開発目標)について「女優としてエンターテインメントがSDGsにポジティブな影響を与えることができればと常々思っている」と語ると、アンダーセン事務局長からは「エンターテインメントは非常に強力なツールで、あなたのような人からの発信が人々の心に届く」とエールが送られた。

ドラマのポスタービジュアルのキャッチコピー「信じられるリーダーはいるか」にもあるように、今作はさまざまな正義・リーダー論についても描かれている。杏はUNEPのトップであるアンダーセン事務局長からリーダーとしての理想と苦労、大切にしていることを引き出す。アンダーセン事務局長にとっての「希望のひと」とは?

気候変動や地球温暖化への強い危機感を表したアンダーセン事務局長。最後に視聴者に向けて「未来はあなたの手の中にあります。あなたがすること、しないことが、未来に影響を与えるのです。ドラマでインスピレーションを受けて、自分自身で行動を起こしてください。私たちは変化を起こすことができると希望を持ち続けて」とメッセージを送った。
今回のようにエンターテインメント作品の出演者が、作品の内容とリンクさせながら世界が抱える課題について国連の要人とインタビュー対談をするのは極めてまれなこと。対談中、アンダーセン事務局長から杏へ、「アートやエンターテインメントを通してメッセージを伝えることはとても重要なこと」とエールを送った。

今回のインタビューはUNEPの本部があるアフリカ・ケニアと東京・TBSをインターネットでつないで行われた。アンダーセン事務局長は時折小鳥のさえずりが聞こえる緑豊かな環境を背に終始和やかな表情でインタビューに応じ、杏の英語での質問を「スムーズで素晴らしかった」と評価した。
気候変動という世界規模の課題からひとりの女性としての思いまで、余すところなく語られたアンダーセン事務局長との貴重な対談の様子はドラマ初回当日のナビ番組にて一部放送される。
また、インタビューの全編はその後、TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」にて公開予定。

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