主演を務める有村架純と、共演する(左下段から)石橋静河、大東駿介、古川琴音 (C)香川まさひと・月島冬二/小学館(C)2021「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」製作委員会 画像 1/1
●共演した有村の印象
有村さんはずっとお会いしてみたい方だったので、今回ご一緒できることがとても楽しみでした。
有村さんの持つ強くも柔らかい心の広がりは現場全体を包んでいるようで、阿川佳代という女性がこの作品の真ん中に立つ意味を全うされていることに感動しました。
●視聴者へのメッセージ
しんどい日々の中にあるユーモアや優しさがこの作品の随所に描かれていることは、きっと観ている方とこの作品のテ ーマを繋いでくれるだろうと感じています。
社会のシステムからあぶれてしまった彼らの哀しくも強い心の叫びを、この作品を通して感じていただけたら幸いです。
【大東駿介・コメント】
●オファーを受けた時の印象や、出演が決まった際の心境
初めてこの台本を読んだ時からすごい吸引力で、作品に没入し、その集中力のまま気が付けば撮影が終わっていた印象です。
●石川二朗というキャラクターを演じて
読んだ瞬間から深く感情移入してしまい、深い孤独の底に落ちた感覚でした。
●共演した有村の印象
なんとも言えない優しさ、あたたかさを感じる方でした。こちらの言葉、些細な感情を丁寧に拾い上げてくれるような。
●視聴者へのメッセージ
撮影のことを思い出すと、心にガラス片が刺さってるような感覚で、冷たい痛みと寂しさが蘇ります。彼の歩みを是非観届けて頂きたいです。
【古川琴音・コメント】
●オファーを受けた時の印象や、出演が決まった際の心境
全くの未知で想像を絶する境遇を背負った役だったので、大変な役を引き受けてしまったなぁ、と思いました。
とてつもなく高いハードルに感じましたが、多実子のような人たちがいるという現実を前に、心を込めて取り掛からなければと武者震いしました。
●田村多実子というキャラクターを演じて
多実子のように、社会の陰に生きる人たちの人生はこれからも続いていくし、日々その出口を探しながら一日一日を生きているということを初めて想像しました。
きっかけは誰にでもあるような心の隙で、その弱い部分に寄り添ったとき、多実子の実感が湧いてきました。やりきれない気持ちになる役でしたが、愛すことができたと思います。