TBSでは4月期の金曜ドラマ枠で、北川景子が主演を務めるオリジナルストーリー『リコカツ』を 放送する。本作は、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を「リコカツ」というキーワードを通じて描き出す「離婚するかもエンターテインメント」。
【写真】北川景子主演ドラマ「リコカツ」高橋光臣、白洲迅、大野いとらの出演決定!(1枚)
このたび、北川が演じる水口咲(みずぐち・さき)と永山瑛太演じる緒原紘一(おばら・こういち)を取り巻く人々を演じる新キャストが発表された。
まず、咲の元カレ・青山貴也(あおやま・たかや)役に、2019年に放送されたTBS日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』でのラガーマン役が好評を博した高橋光臣が決定。貴也はおしゃれで女性に対してスマートに振る舞う、紘一とは正反対なタイプ。弁護士という仕事柄いくつもの離婚案件を扱い、そこで夫婦間の醜い争いを目の当たりにしてきたことで、“結婚はコストがかかるし、リスクが高い”と結婚に対してネガティブなイメージを持つ独身主義者だ。咲とは5年間良好な恋人関係が続いていたが、結婚願望を口にした咲に「結婚のイメージが湧かない」と伝えたことで破局・・・。しかしSNSで咲の結婚を知り、切ない気持ちを抱くようになっていく。紘一とは咲の結婚相手とは知らずに出会い、仲を深めていくことになるが・・・。咲と紘一の“リコカツ”に貴也がどんな影響を与えるのか注目だ。
また、若者に大人気の恋愛小説家である水無月連(みなづき・れん)役を、TBS金曜ドラマ枠初レギュラー出演となる白洲迅が務める。ネットで小説を発表して有名になり、映像化されるほどのヒット作を連発し“恋愛のカリスマ”と称されている連だが、実は「愛なんてこの世にない」と言い放つほどドライな恋愛観を持つ。さらに、毒舌かつわがまま放題で、担当編集者を顎で使うなど編集部は手を焼いている。咲が働く泉潮社で本を出しており、咲とも大きく関わっていくことになる人物だ。
さらに咲を取り巻く人物として、会社の後輩・三本木なつみ(さんぼんぎ・なつみ)役に、2011年に主演映画「高校デビュー」で女優デビューして以降、数々の映画、ドラマに出演してきた大野いとが決定。咲が働くファッション雑誌編集部の後輩で、年下ながら咲の良き相談相手となっているなつみ。咲から紘一との結婚生活の話を聞くたび、結婚相手は紘一ではなく貴也が良かったんじゃないかと思っており、咲の幸せを願う健気な女性を演じる。
航空救難団のエース隊員である紘一に関わる人物として、救難ヘリコプター(UH-60J)の副パイロット・一ノ瀬純(いちのせ・じゅん)役で、TBSドラマに初のレギュラー出演となる田辺桃子の出演も決まった。紘一に憧れ、思いを寄せていた純だが、紘一が交際ゼロ日でスピード結婚したことを知りショックを受ける。お祝いムードで盛り上がる班員たちの中でひとり、咲と紘一の新婚生活話に複雑な気持ちを抱き、紘一には自分の方が合うと密かに対抗心を燃やしているという役どころだ。
そして、咲の父・武史(佐野史郎)と怪しい関係を持つ女性・城木里奈(しろき・りな)役には、『凪のお暇』(2019年)や『この恋あたためますか』(2020年、共にTBS)などの話題作に出演してきた中田クルミ。ゴルフ教室で武史と出会い一緒に遊びに行くようになり、咲の母で武史の妻である美土里(三石琴乃)から浮気相手として疑われることになる謎の女性を演じる。