2025.01.14 公開


また、室内の壁は別府の名所「血の池地獄」の赤から着想を得た古代色の「柿渋色」が用いられており、別府温泉の熱気や、温泉が薄きだす溶岩台地を表現している。他にも、豊後絞りのヘッドボードやフットスローなど、地域の伝統工芸や文化に触れることができる心地いい空間作りとなっている。このユニークな設計・デザインをプロデュースしたのは、世界的な建築家として活躍されている隈研吾氏。地元に根付く素材を使用し、周囲の環境に溶け込むことで新たな魅力を発信している。
必要なものはほぼ客室に揃っているが、延長コードや携帯電話充電器、国内用変換プラグ、DVDプレーヤー、空気清浄機などの備品が無料で貸し出し可能となっている。バスタオルや館内着をはじめ、シャンプーやトリートメント、ボディソープを含むスキンケアがしっかり揃っているため、荷物が最小限に抑えられるのもありがたいポイントだ。

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