2025.01.14 公開


実際、ここ界 別府では、昼と夜の顔が大きく変わるのも面白い。日中は落ち着いた大人の温泉街、夜は湯治客が賑やかな温泉街をそぞろ歩きするような夜店なるものが登場し、スタッフが温泉と桶から生み出される音色で演奏するご当地楽「湯治ジャグバンド」で盛り上がる。滞在を通して、さまざまな情景がドラマティックに変化する様を楽しむことができる温泉宿だ。
そんな界 別府が位置するのは、明治時代に旧別府港が開港して以降、日本全国から多くの湯治客が訪れた歴史ある北浜地区。別府湾の玄関口、旧別府港を中心に温泉街が発展し、夜遅くまで人々で賑わう様子は「不夜城」と例えられてきた場所だ。都心とは違う雰囲気を味わいながらも利便性のある界 別府。気分を変えて仕事をするワーケーションにもちょうどいい温泉宿と言える。
そんなワーケーションで重きを置きたいといえばゲストルーム。全ての客室からは眼前に広がる別府湾を望むことができ、海を絵画のように楽しめる「ピクチャーウィンドウ」からは時間帯ごとに美しく色が変わる空や海を眺めることができるので、ちょっとした気分転換やリフレッシュにちょうどいい。
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