憧れのドライビングクラブを創るという思いから2015年にプロジェクトがスタートしたアジア初の会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB(マガリガワクラブ)」が、2023年7月ついに開業。総事業費300億円以上、正会員の入会費3,600万円という破格にもかかわらず、すでに数百の申し込みや問い合わせで盛り上がりを見せている。こだわり抜いたドライビングコースをはじめ、オーナーズパドックやクラブハウスの様子をお届けする。
【写真】千葉県南房総にオープンしたTHE MAGARIGAWA CLUB(12枚)
制限速度なし!チャレンジングなドライビングコース 画像 2/12
都心から車で1時間ほど。千葉県南房総に位置するTHE MAGARIGAWA CLUB最大の特徴は、なんといっても大自然に囲まれた全長3.5kmのドライビングコース。「どのサーキットにも似てないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」をコンセプトに、F1サーキットのトップデザイナーTilke Engineers&Architectsがゼロから創り上げたものだ。 画像 3/12
世界でも珍しいチャレンジングなコースでありながらも安全性と周囲の環境保全策が整ったクラブの中で走る爽快感は、クルマ好きを唸らせる仕掛けが盛りだくさん。 画像 4/12
アクセル全開で踏み込む全長800mのストレート、視界が青空で埋まる峠道のような上り坂、連続するコーナー攻略……。F1サーキットでは味わえない自由奔放なドライビングタイムを堪能できることが何よりも魅力といえるだろう。そしてイマドキらしいのがデジタルフラッグの存在。コントロールセンターでコースを管理するシステマチックな体制を整え、ここでも安全性を確保している。富士山と東京湾を望みながら、心から運転を楽しめる起伏に富んだコースは、クルマ好きの心を揺さぶる要素がいたるところに散りばめられている。
快適な走りをサポートする設備にも注目 画像 5/12
冷暖房完備のピットレーンには最大36台が収納可能。さらに会員のクルマを預かる長期保管用のオーナーズガレージには約300台が収容できる。車両の保管に適した温度・湿度であることはもちろん、万全のセキュリティと熟練のメカニックの手により、いつでも走行可能な状態に保つことができる。
さらに施設内には、給油ステーションも完備。走行前後の点検などドライビングサポートが充実しているという点もポイントだ。
何度でも足を運びたくなる圧巻のサービス
ドライビングコースはもちろん、その他の施設も「一流」を体現しているのがTHE MAGARIGAWA CLUB。日本の伝統建築とモダン要素が融合されたクラブハウスには、レストランやバーラウンジ、トレーニングルーム、天然温泉、スパ、ファミリーラウンジなど、大人から子どもまで誰もが有意義なひとときを過ごせるサービスが整っている。
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ドライビングコースが一望できるダイニングは、天井が高く広々とした木のぬくもりが感じられる心地いい空間。地元の食材を活かしたシェフ自慢のコース料理が楽しめる。