2021.10.05 公開
『エプソン チームラボボーダレス』がリニューアル!ギネスにも認定されたデジタルアートミュージアムで新しい体験を!

写真:大久保瑛美  画像 1/5

お台場にある『エプソン チームラボボーダレス』が、2021年7月にリニューアルオープンした。

2018年にオープンし、2019年は1年間で約220万人もの来館者数を記録。
『単一アート・グループにおいて世界で最も来館者が多い美術館』としてギネス世界記録にも認定された、大人気の体験型デジタルアートミュージアムだ。


5つのエリアに分かれており、『運動の森』のエリアに新しい作品が登場した。

身体を動かしながらアートの世界を体験できる『運動の森』は、複雑で多様な遊びをする場が少ない現代の子供たちが、身体による立体的思考を育めるようにとつくられた。
「インビジブルな世界のバランス飛石」は、大小の飛石の上を落ちないように歩きゴールを目指す作品。

『エプソン チームラボボーダレス』がリニューアル!ギネスにも認定されたデジタルアートミュージアムで新しい体験を!写真:大久保瑛美  画像 2/5

飛石に乗ると音が鳴り、色や作品が変化していく。
柔らかく不安定な石もあるのでバランス感覚が重要となる。


誰もが小さい頃に遊んだであろう「ケンケンパ」を作品に取り入れた「弾む水の天才ケンケンパ」は、床一面の水を光のアートで表現。

『エプソン チームラボボーダレス』がリニューアル!ギネスにも認定されたデジタルアートミュージアムで新しい体験を!写真:大久保瑛美  画像 3/5

水の上に描かれた丸や三角・四角をケンケンパの要領で踏み進んでいく。
踏むと、音と共に鳥や蝶などの生き物が出現。
踏んだ時の水面の波紋まで、人の動きに合わせてリアルに再現されている。


「タイフーンの上のエアリアルクライミング」は、公園のアスレチックにある丸太渡りのようにロープに吊られたカラフルな棒の上を渡っていく作品。

『エプソン チームラボボーダレス』がリニューアル!ギネスにも認定されたデジタルアートミュージアムで新しい体験を!写真:大久保瑛美  画像 4/5

乗った棒の下には棒と同じ色の渦ができる。
他の人との距離が近づくと、渦が大きくなったり変化していくのだ。


オープン当初からある、SNSで投稿している人が多い作品の1つ「呼応するランプの森」は、今の時期、秋の紅葉を彷彿とさせる赤やオレンジ系のカラーに光る。


「グラフィティネイチャー」という、来館者が描いた絵をスキャンすると空間内に描いた植物や生物生まれる作品では、弱肉強食の生態系が表現されている。

『エプソン チームラボボーダレス』がリニューアル!ギネスにも認定されたデジタルアートミュージアムで新しい体験を!写真:大久保瑛美  画像 5/5

描ける生き物は絶滅危惧種に指定されており、子供たちにも知ってもらおうという想いがあるのだそう。
自分で描いた絵は、「お絵かきファクトリー」にて缶バッジやタオル・Tシャツなどのグッズにすることもでき来館の記念になる。(※グッズは有料)


新しくなった『エプソン チームラボボーダレス』。
緊急事態宣言も解除されたので、ぜひ家族や友人と足を運んでみてはいかがだろうか。


(文・大久保瑛美)

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