北川は「将聖は緊張しぃだから、稽古場でいつも緊張してるんですよ」と稽古場でのエピソードを披露。「稽古場の通し稽古からずっとガチガチになっちゃってて。『どうしたの?』って聞いたら、『緊張しちゃって…』って(笑)。ずっと焦ってるから、それを見てると面白いですね」という北川の暴露(!?)に、「ふふふ(笑)」と照れ笑いを見せる小田だった。一方、北川は自分自身を「チョコを食べる係」と表現。「(役柄的に)頭を巡らせないといけないので、糖分が必要で。チョコを食べまくるというのを、稽古からやってました(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。
ふたりの生歌やダンスなど、たくさんある見どころの中で、特に注目して欲しいポイントを訊かれた2人。まず北川は「今回の舞台版だとマルチエンディングがあるということで。内容自体は、ぜひ皆さんにお越しいただいて、確かめていただきたいんですけど、マルチエンディングに歌、ダンスと盛りだくさんなので、いろいろな形で楽しめるのがポイントです」と力強く語った。小田は、自身が演じる本庄の予想外の展開をアピール。「驚きを覚えて欲しい」という小田に、北川も「本庄はカッコいいセリフが多いから、普段とのギャップを見せられるといいよね」と賛同していた。
本作で2人が演じる三島と本庄はクイズ王ということで、クイズは得意か尋ねられると「不得意です!」(北川)、「苦手です(笑)」(小田)と即答。小田は「いろいろなクイズプレイヤーの方を見て、まずボタンの押し方とか、形から入りました(笑)」と役作りの秘話(?)を語り、早押しクイズに挑戦する機会もあったという北川は「ボタンに手をかけること自体忘れてました(笑)」と打ち明けた。今後のクイズ挑戦について「それはちょっと…(笑)」と言葉を濁す北川。「頭が追いつかない」(北川)、「難しいし、これから知識をもっと増やすってなると、う~ん…って感じです(笑)」(小田)。2人の競技クイズが見られるのは、本作が最後の機会かもしれない!?
最後に、公演を楽しみにしている観客へメッセージ。小田は「僕はいつも元気な感じなんですけど、本庄は冷静で頭の良い雰囲気。そのギャップを見せて、皆さんの期待を超えていくような作品にしたいです」と改めて意気込みを。北川は「本庄のゼロ文字押しの謎を三島が解いていく作品。皆さんを巻き込んで、皆さんと(謎を)解き明かしながら、この作品を盛り上げていけたらな、と思っています」と熱を込めて語った。