秋元康氏プロデュースの劇団4ドル50セントが23日、都内で劇団旗揚げ5周年を記念した記者会見を行い、「仮面ライダーセイバー」に出演し人気を博した"青木瞭"や、グラビアで数々の雑誌の表紙を務めている"安倍乙"など劇団員23名全員が登壇した。
【写真】旗揚げ5周年でリニューアルを発表した劇団4ドル50セント(5枚)
同劇団は、演技経験がほぼゼロの状態からスタートし、2018年の旗揚げ本公演をを皮切りに活動を開始。劇団名は1960年代を代表するシンガー、ジャニス・ジョプリンの亡骸の手に握られていた4ドル50セントからとった。これまで14演目全137公演を上演している。
5年間の活動を振り返り、安倍は「私は劇団に加入する前に、いろんなオーディションを受けていたんですけど、ことごとく落ち続けて、劇団のオーディションを最後に芸能の道を諦めようと思っていました。受からせてもらって5年間は普通だと絶対に味わえないようなことが体験できました。2期生も入ってきたということで、今まで以上に結果を残して、2期生にたくましい背中を残せるように努力していきたいなと思います」と語った。
人気ドラマや映画に多数出演し、注目を集めている青木は「最近は、個人の仕事で劇団の活動にあまり参加出来ていないのですが、その中でも自分が一生懸命個人の活動を行うことによって、劇団4ドル50セントの存在を知っていただきたいです。自分が個人で活動していることを劇団に活かしていって、これからも挑戦することを忘れず、自分自身としっかり向き合いながら頑張っていきたいです」と意気込んだ。
当日は、今年3月に新たに劇団員として加わった"内田航"と"吉川真世"がメディア初お披露目となった。
内田は「この劇団に入りたいと思って、オーディションを受けて加入させていただいたので、とにかくいろいろなことを勉強して、たくさん吸収して、何事にも挑戦していきたいと思います」と満面の笑みで抱負を述べた。
吉川は「5年前の旗揚げのときから知っていたので、今自分がこのグループの一員になれたことをすごく嬉しく思っております。劇団員になれたことに満足することなく、ここからがスタートなので、劇団に新しい風を吹かせて、自分が引っ張っていけるような女優さんになりたいと思います」と目を輝かせた。
