日本国内を代表するボールルームダンス(社交ダンス)のトップダンサーたちと、各分野で活躍するアーティストや役者たちのコラボレーションが話題の舞台『FOCUS』。
『ボールルームダンス×演劇』という、今までにない新しい切り口のエンターテインメント作品で、2017年に誕生し、翌年に再演。2019年には『Iʼm Here』、そして2021には新作『イッツショータイム!!』を上演してきたが、今回、『FOCUS』シリーズの最新作となる第5弾「FOCUS~アップデート~」が、9月に東京、11月に大阪で上演されることが決まり、主演を松本利夫(EXILE)が務めることが決定。ストリートダンス界のレジェンドの松本がボールルームダンスに初挑戦する。
今シリーズの『アップデート』は、脚本家・樫田正剛がリアルな人間の心の葛藤を、ダンスエンターテインメントで伝えるストーリーを書き下ろし。ヒロインには元櫻坂46のメンバーで、女優として活躍の幅を広げる守屋茜。他にも、春海四方や金井勇太など実力派俳優が脇を固め、芝居としても、これまでよりさらにアップデートされた作品となっている。さらに、日本のタップダンス界の第一人者である HideboHの出演も決定しており、『様々なジャンルのダンスと演劇の融合』というエンターテインメントの新たな可能性に挑戦する意欲作となる。
松本が演じるのは、建築デザイン会社の取締役で、40代後半、独身男性の桑田慎太郎。守屋演じる、若くて容姿の整ったA・Iパートナーとしてのアンドロイド・マリモとの恋愛がテーマ。さもすれば、そう遠くない未来に現実となりそうな設定で、舞台を描く。
松本は「今回の舞台『FOCUS』では、自分の得意とするダンスが多く含まれてますが、『社交ダンス』という自分にとっては初めてジャンルなので、まさに挑戦といった感じです。その初チャレンジも含め、ダンスの楽しさや素晴らしさを体感して頂けたらと思います」と、ボールルームダンス初挑戦に対する喜びとダンスに対する愛情を語った。
ヒロインを務める守屋は「このストーリーがどのような演出になっていくのか今からとても楽しみでワクワクしています。ダンスをとり入れた演劇ということで、オリジナリティ溢れるエンターテインメントをお届けしたいです」と笑顔で抱負を述べた。