2024.07.11 公開
はる ありましたね。とはいえ、バンドを始めたものの自分たちの広げ方もぜんぜんわかっていなくて、SNSよりも、一生懸命曲を作ってライブをするほうが、わかりやすく目の前のお客さんに届くのではないかと思っていました。曲作りは好きですし、歌詞を常に書き溜めるのが趣味みたいなところもありますしね。
ーー歌詞はどんなときに思い浮かびますか?
はる 「さあ、曲を作るぞ!」というときもあるし、友達のかっこいいライブを見たあとや、すごく楽しかった日の帰り道とか、自分の想像ではなく実体験が根底にあります。いまの自分の気持や、顔も名前もわかる大事な友達、近い人、そういう人たちに対してずっと曲を作っています。自分の気持ちが動いたときや、「こういう言葉をかけたいけど、面と向かって言うのは恥ずかしいから歌おう」というときに作ります。
ーーメンバーに対しての曲もありそうですね。
はる いちばん多いですね。いちばん近くにいる人たちなので。
ーー今回の『君の春にしておくれよ』の歌詞はいかがですか?
はる 題材が決まっているところからの曲作りが初めてだったし、なにより、いつもは恋愛の曲が書けなくて。言葉が出てこないんです。今回は「青春と恋」で、爽やかな恋愛観を書きたいと思いました。最初は堅苦しい言葉しか出てくなくて、ピンとくる言葉が出てこなくて、結構悩んで、レコーディングの前日までずっと歌詞を考えていました。みなさんもギリギリまで待ってくれて、最終的にはいいものが出来上がりました。
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