少し緊張が溶けた後で、YouTubeチャネルでの生配信がスタート。大きな拍手の中、登場したのは2005年より『ドラえもん』のジャイアンの声を担当するほか、『おはスタ』のメインMCや劇団の主催、ラッパー、俳優として活躍中の木村昴。集まったリスナーを見て「わー! すご~い!」と嬉しそうに登場した木村は、赤のチェックシャツに、オフホワイトのボトムス、ヒートテックや靴下まで、全身ユニクロコーデで登場。「着心地いいね~!」とコメントした上で「実は白だけで8枚持っている、ヒートテックハードユーザーです」と独特の言い回しで、愛用していることを告白した。そんなハードユーザーの木村は、年末年始にニューヨークを訪れる際、現地に住む妹から「今年寒いよ」とアドバイスされたことを受け、インナーからレギンス、手袋までヒートテックを揃えたそう。しかし、実際にニューヨークを訪れると暖冬だったと話し、会場の笑いを誘った。
また、近年の活躍ぶりを紹介されると木村は「飛ぶ鳥を落とす勢いと言われています」と発言。「24時間足りているんですか?」と聞かれると「実は木村昴って5人いるんです。今日はトーク専用の木村昴です!」と元気に話し、会場を和ませた。また、パワフルな木村は、元気の源について「子どもたちと触れ合う機会」と回答。「平日は毎朝4時起きで、大変じゃないんですかと聞かれることもあるのですが、子どもたちと話すとめっちゃ元気もらえます」と笑顔で明かした。
また、今回のイベントにちなんで「心があたたまるエピソード」を問われると、2年ぶりに訪れたニューヨーク・タイムズスクエアでの出来事を明言。「タイムズスクエアが活気を取り戻していたのを見て、開放的な気持ちになりました。しかも、そこでフリーハグをやっていたので、参加してみたんです」と発言。心があたたまるエピソードかと思いきや「そしたら、2ドルくれと言われて……。心が温まりかけて終わりました」とまさかのオチ。会場の笑いを誘ったあとで、Rickie-Gの『羅旋律のエニシ』を「心があたたまる1曲」として紹介した。
その後、2組目のゲストとして、現在放送中のTVアニメ『うる星やつら』でヒロイン・ラムを演じている声優の上坂すみれが登場。上坂は、木村同様、ユニクロのヒートテックを使用したオールホワイトのコーディネートで登場。「結構暑がりなのですが、12月くらいから活躍しています。30代って体が冷えるよと言われたのですが、ヒートテックのお陰で冷えないんです」と嬉しそうにコメントした。
その後、番組に寄せられた「ヒートテックエピソード」の受賞作品から準グランプリ9作品を朗読。 まず木村は、スキー遠足前夜に「ウィンナー買ってきて」と依頼すると、間違ってインナーを買ってこられたというエピソードを朗読。 読み終えた後で木村は「勘違いが結果として助かって、ほっこりしますね。 (ウィンナーということは)ドイツの方ですか?」と笑いも忘れなかった。 続けて上坂は夫がネパールの少数民族・シェルパ族の方のエピソードを弾むような声色で披露。 「すごく素敵なエピソードですね」と笑顔で話し、会場に集まるリスナーをうっとりとさせた。 その後も、木村と上坂は交互にエピソードを合計9作品朗読し、感想をコメント。 どのエピソードも心があたたまる内容になっているので、気になる方はぜひYouTubeをチェックしてほしい。
グランプリの発表は、俳優・鈴鹿央士がビデオメッセージで発表。柔らかな表情で、父の本音を聞けたというグランプリ作を朗読した。これを聴いた会場の木村は「良いエピソード! 不器用なお父さん」とコメント。上坂も「『あれでいいよ』は、『あれがいいよ』だったんでしょうね。かわいらしい」とにこやかに話した。なお、受賞賞金はグランプリには30万円、準グランプリには20万円、入賞100人の方には10万円相当のJCBギフトカードがプレゼントされる。
受賞作の発表後、木村は一度降壇し、上坂のトークパートへ。トークパートで上坂は、声優のみならず、アーティストとしても活動。昭和歌謡、メタルロック、ロリータ、プロレス、髭について知識を持っていることが明かされた。これに対してセレイナから「なぜ髭?」と問われると上坂は「女子がツインテールとかやるのと同じように、髭に時間を費やしているのかなと思うと愛おしいんです」と愛おしそうな表情で話した。また、ゲーム『バディミッション BOND』で歌姫スイの声を担当している上坂と、歌唱担当をしているセレイナ。同じ役を演じている2人の対面とあり、嬉しそうに顔を見合わせる一幕も見られた。