つばきファクトリー福田真琳の写真集『MARINE』が10月18日、21歳の誕生日に発売。ふるさと大使を務める波佐見町をはじめ、出身である長崎県を舞台に、福田真琳が持つ絶対的な透明感と純粋な眼差し、凛とした佇まいを真っ向から捉えた。レンズを通して映し出されるシネマティックな世界観はまるでアートのよう。故郷への心象を紡いだモノローグも収録。編集長を菊池亜希子氏が務め、撮影は新津保建秀氏、スタイリングは伊賀大介氏、ヘアメイクは茅根裕己氏、アートディレクションはサイトヲヒデユキ氏が担当。各方面で活躍するクリエイターが集結した特別な一冊となっている。
【写真】長崎を舞台にしたシネマティックアート作品『MARINE』を発売した福田真琳(5枚)
<福田真琳コメント>
いつも応援ありがとうございます。今回初めての写真集を出させていただくことになりました。お話をいただいた時、私でいいのかなと一瞬思いましたが菊池亜希子さんと菊池さんのご縁の深いスタッフの方々となら、挑戦してみたいと思い、やりたいです!とお返事させていただきました。故郷である長崎の懐かしい風景の中で、スタッフの皆さんのやさしさに包まれて心から安心して撮影を楽しむことができました。撮影を通して波佐見町や長崎市内、教会を巡る中で、幼少期、学生時代の大切な思い出たちが心に浮かんできてとても印象深い撮影になりました。
お化粧もネイルも知らなかった原点の私がいます。
ちょっと照れちゃいますが、みなさんに手に取っていただけたら幸いです。
<菊池亜希子コメント>
どこまでも透き通ったピュアさと、何ものにも染まらない強さが共存する稀有な存在感に、初めて目にした瞬間から心を奪われ続けています。
福田さんは素材としての力が物凄く、ただそこにいるだけで人の心を動かす不思議な魅力があります。動いていても、止まっていても、笑っていても、ぼんやりしていても、彼女の周りには物語が流れていて、その眼差しの奥にはどんな感情が宿っているのだろうかと目が離せなくなる。
そんな彼女の魅力に吸い込まれてくれた頼もしいクリエーターの皆様と共に、ありのままの彼女を静かに追いかけ、1冊の本として記録しました。本を閉じた瞬間、一本の映画を観終わったような余韻に浸っていただけたら本望です。
これから彼女がどんな物語を紡いでゆくのか。本当に楽しみです。
【本人コメント】
■写真集について
今年の 6 月ごろに私の出身地である長崎県で 2 日間かけて撮影をおこないました。事前に編集長の菊池さんからどこで撮影したいかと聞かれた時に自分のルーツで思い出もたくさんある長崎県で撮影したいと伝えたところ実現しました。タイトルはアルファベット大文字で「MARINE」となっているのですが、私の名前にもかかっていますし、海辺で撮影した写真もあり、その部分にもリンクしています。
■写真集の話をいただいた時の心境
こんなに素晴らしいクリエイターの皆様と写真集を作るお話をいただいたときは私で務まるのかなという心配な気持ちが大きかったのですが、クリエイターさんの目線で私を素敵に表現してくださったので、このような機会をいただけてすごく嬉しかったです。
■撮影中のエピソード
クリエイターの皆さんとご飯を食べたり、すごく温かい雰囲気でロケができました。古本屋さんのショットがあるのですが店主の方とお話をしたりお掃除のお手伝いもして、地元の方と交流しながら撮影ができたことがすごく思い出に残っています。ロケ地は全部で 7 か所ぐらいで、行ったことがなかった長崎のスポットにも行きました。結構ハイペースでいろんなところをまわりましたが、ゆったりした撮影だったので自然体の私でいられました。気持ち的には長崎を観光している気分で撮影に挑めたかと思います。





