2021.09.17 公開
Q:撮影中のエピソードを教えて下さい。
制服で海に入ったシーンがあるのですが、4月の海だったので結構寒くて、波も高くて、誰も入って居なかったんです。自分もカメラマンさんも大変で、凍えながら海に入ったことが印象的です。
Q:お気に入りの写真について教えて下さい。
中山咲月:実際のキネマ俱楽部で、今回の衣装ともう1パターンの衣装で撮影を行って、フォトエッセイなので必要ないかもしれませんが、役作りをして挑みました。一人ひとりキャラクターのようなものを作り上げています。このキャラクターは自由に生きているウェイターという設定です。自由気ままに生きているというのが、自分の中で少し憧れと言いますか、自分のなりたい姿になっているので、撮影も自由で楽しく行えました。
Q:9月17日で23歳を迎えました。どのような年にしていきたいですか?
中山咲月:ありがとうございます。フォトエッセイを通して中山咲月という存在を公表できたので、色々なお仕事をできたらと思います。具体的にこういうのがやりたいというのではなく、「トランスジェンダーである中山咲月」ではなく「ただ一人の人間」として認められるように頑張っていきたいと思っています。
Q:「告白フォトエッセイ」ということですが、セクシュアリティについて公表に至った経緯を教えて下さい。
中山咲月:今年に入って映画を見て、自分の中にある違和感というものに名前が付いたタイミングがありました。そこから一か月ほど腑に落ちず、悩んだタイミングで公表した方が楽だなと気づきました。最初はブログで伝えたのですが、フォトエッセイのお話を頂いたので、是非出す際はエッセイの部分で自分のパーソナルな部分をお話しできればと思いました。
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