都内の大手弁護士事務所「幸村・上杉法律事務所」に所属する、ハーバード大学卒の敏腕弁護 士・甲斐正午(織田裕二)。彼は、事務所内でもトップクラスの稼ぎ頭ですが、その傲慢(ごうまん)な 性格が災いして、人にやっかまれることもしばしば。もっとも当人は、そんな外野の声は気にも留め ず、難解な訴訟を次々に解決していました。
ある日、甲斐は、上司から昇進の条件として、アソシエイト(パートナーとして働く若年の弁護士) を雇うことを提示されます。そこで彼は、秘書と共に新人採用の面接会を開くことに。そこに偶然や ってきたのが、明晰(めいせき)な頭脳と、一度見たものは決して忘れないという驚異的な記憶力を 持ちながらも、悪友の影響でその日暮らしの生活を送り、さまざまな業種の替え玉受験で生活費を 稼いでいた鈴木大貴(中島裕翔)でした。
当初は、悪事に手を染めていた人間は採用しないと言っていた甲斐でしたが、大貴の驚異的な 記憶力と頭脳を評価し、自らのアソシエイトとして採用することを決意。弁護士資格を持たない彼の 経歴を詐称することを提案し、自らの部下とします。こうして秘密を共有した二人は、常に対立しな がらも、数々の厄介な訴訟を解決していくことに―。
舞台は、ニューヨークの大手法律事務所。敏腕弁護士ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マク ト)と、天才青年マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)がバディを組み、さまざまな訴訟に挑む弁護士ド
あらすじ
▪️原作『SUITS』とは
ラマ。2011 年にアメリカ「NBC ユニバーサル」の「USA ネットワーク」で放送され、初回視聴者数が 460 万人超を記録した全米大ヒットドラマ。
企画・製作総指揮・脚本は、エミー賞を何度も獲得した名作コメディードラマ『Hey!レイモンド』 を長年プロダクション・スタッフとして支えたクリエイター、アーロン・コーシュ。同じく製作総指揮とし て、ダグ・リーマン(映画「ボーン・アイデンティティー」シリーズ、スパイ・アクションドラマ『コバート・ア フェア』)、デヴィッド・バーティス(映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」)、ジーン・クライン(『コバ ート・アフェア』)が参加。現在シーズン8が放送中。今年4月にシーズン7の放送が終了し、パトリッ ク・J・アダムス演じるマイク・ロスと、今年5月にイギリス王室のヘンリー王子と結婚したメーガン・マー クル演じるパラリーガルのレイチェル・ゼインに別れを告げました。
▪️中村アン コメント
・原作ドラマ『SUITS』の印象は?
「見れば見るほど、ハマってしまうドラマで、すっかりファンになってしまいました。先に原作が映像と してあるので、演じる上で難しさはありますが、不安になったら原作のドナを見ています。日本版な ので、原作とはもちろん違うのですが、ドナの目の動きなど、原作ならではの楽しめる部分は取り入 れたいです。原作“SUITS”のメイキングや NG 集、インスタなども拝見していて、出演者の皆さんが 本当に仲良しで、良いチームワークなので、日本版もそうなるといいなと思っています」
・主演の織田裕二さんとは初共演となりますが?
「織田さんは“踊る大捜査線”や“世界陸上”の印象が強くて、とにかく熱い方というイメージで、実際 にお会いしたらイメージそのままの方でした。正直、勝手に少し怖い方なのかなとも思っていたので すが、とてもフレンドリーな方でした」
