ーーなぜ物語の舞台に天空を選んだのでしょうか?
鈴木:夏のアニメ映画って特別なものですよね。舞台を海にしようか、山にしようか、と悩みました。でも海にして〈七つの大罪〉の連中が水着でいきなり登場するのも違うだろう、と。初めて見た人は『この人たち、いつもこんな格好をしているのか』と誤解を与えてしまう(笑) 最終的には冒険活劇らしく空を舞台に選びました。
ーー梅澤さんは舞台「七つの大罪 The STAGE」で、ヒロインであるエリザベスを演じています。映画を見て違いを感じた部分はありますか?
梅澤:エリザベスがまとう、王女としての風格には圧倒されます。どうしたらそれが自分に出せるのか、アニメや漫画で研究をしました。自分なりにエリザベスになりきってみましたが…どうなんだろう(笑) むしろ、見た人に教えてほしいです。でも、舞台で演じたからこそ、映画ではエリザベスに一番、感情移入しました。
ーー映画主題歌「空扉」のこだわりと想いをお聞かせください。
山下:この曲は乃木坂46、21枚目シングルのカップリング曲ですが、初めて3期生の5人でフロントを担当させていただきました。未来に向けて羽ばたくという勇気あふれる曲になっています。まさに今の私たちの心情にぴったり。今回のオリジナルキャラのソラーダが、劇中で成長する姿も歌詞がリンクしています。映画を見ていて頭の中に歌が流れてきました。
与田:映画を見る前と見た後では曲の響きが全然違って。エンディングで『空扉』が流れたとき、改めて『ああ、いい曲だな』と感じました。なんだか自画自賛になってしまいますけど(笑)
ーー鈴木先生はこの曲を聞き、いかがでしたか?
鈴木:素直にまず、いい曲という印象です。乃木坂46の曲でありながら『天空の囚われ人』の歌でもある。きれいにリンクしている。“取ってつけた感”が全くなく、聞いていてすごく気持ちが良かったです。
<作中で一緒に旅に出るなら?梅澤さん、エリザベスは「ルックスが、どタイプ」>
ーー作中で、一緒に旅に出るなら、どのキャラを選びますか?
鈴木:ホークですね
