1月11日（木）、女優の広瀬すずが都内で行われた「はたちの献血」キャンペーンの記者発表会に出席した。イベントに出席した広瀬は同世代に献血に対する意識向上や、自身が感じる人と人との「つながり」について想いを語った。

「はたちの献血」キャンペーンでは今年二十歳を迎える広瀬すずを新キャンペーンキャラクターとして起用。広瀬は1月より全国で放映中のTVCM『いっしょに行こう。』篇に出演。CM中では明るく元気に役を演じた事について「すごく身近に自分の中で（献血を）考えていなかったからこそ、同世代のみなさんの感覚に近いと思うので、（同世代に献血を）そこまで遠くない存在だと感じてもらえるように撮影中もポップで明るい感じで挑みました」とエピソードを語った。

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CMのテーマである「いっしょに行こう」にちなみ、誰と一緒に献血に行くかと問われると「母ですね」と即答。「家族はどんな時でも心強い存在なので、一歩踏み出してみようと思った時に一番心強いかなと思います」と語った。

一緒に登壇した「レモンさん」こと山本シュウとは献血と命の話について真剣に語り合ったという広瀬。二十歳を迎える事について質問されると「言われると‥‥‥、あんまり（意識は）してないです」とありのままの気持ちを告白。あえて考えるとしたら、「学生の役が多かったので、少女だからこそ感じれられるものとかを二十歳に大切にしたい」と想いを述べた。

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そんな広瀬が想う献血についてまとめたフリップが公開された。フリップには「つながり」と書かれ、「人は1人では生きてはいけないし、献血を通して人同士で支え合うことで相手の方も救われるし、そこに愛情もあると思ってこの言葉が浮かびました」と理由を述べた。

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最後に「（献血について）どんどん私たち若い世代に伝えていかなきゃと思うし、それを自分たちが救わなければならないものだと思うので、今回のこの機会を責任を持ってみなさんに伝えられるようにできたらと思います。（人と人の）繋がりが自分の中で改めて大きなものだと実感することができて、献血も人と人を繋ぐ事と一緒だと思うので、献血する方が是非増えたらいいなと思います」とメッセージを込めた。

（取材/写真：安藤龍之介）