2023.09.14 公開
石崎ひゅーい×小山田壮平×長澤知之による弾き語りコラボライブ開催レポート

撮影:福島啓和  画像 1/8

互いにリスペクトし、常に刺激し合っている石崎ひゅーい小山田壮平長澤知之の3人による弾き語りコラボライブ「FM FUKUOKA Beat On Beat~トラス~」が9/10(日)福岡市中央区にある電気ビルみらいホールで行われた。

【写真】石崎ひゅーい×小山田壮平×長澤知之による弾き語りコラボライブ開催(8枚)


サブタイトルの『トラス』は石崎ひゅーいが命名。「その時その瞬間に『3人』で作る音楽の空間」という思いが込められている。当初2020年3月に予定されていたがコロナ禍により2度の延期・中止を余儀なくされたが、3人の変わらぬ思いとファンの熱い要望で、3年越しに無事開催された。

ステージにはシンプルな照明の中、3本のマイクが並んでいる。

満員の観客の中、まずは石崎ひゅーいが『大好きな2人とのライブ、僕も楽しむので皆さんも最後まで楽しんでください』と開会宣言。

小山田壮平を呼び込み、2人でのセッション「お前は恋をしたころがあるか」を披露。セッションが終わると小山田のソロパート。andymori時代の「シンガー」「16」「光」、ソロ名義の楽曲「ローヌの岸辺」「君に届かないメッセージ」「サイン」など、どこまでも伸びやかな声とギターが響き渡っていく。「アルティッチョの夜」でのMCでは、3人の馴染みのBarでのエピソードを楽しそうに話す小山田。

続いて小山田が長澤知之を呼び込む。開演前ギリギリまでリハをしていたというセッション曲はカーペンターズのカバー曲「Yesterday Once More」。その後の長澤のソロパートは『今日来てくれた一人一人にささげたい』ということで「カスミソウ」からスタート。「左巻きのゼンマイ」「広い海の真ん中で」「風を待つカーテン」「はぐれ雲けもの道ひとり旅」など、優しいギターに載せてまっすぐな歌声が届いていく。

続いて長澤から呼び込まれて石崎が再びステージへ。2人によるセッションは長澤が石崎に贈った曲「スパノヴァ」。楽しそうな2人へ会場から自然に手拍子が生まれる。続く石崎のソロパートでは「花瓶の花」「虹」「宇宙百景」と表情豊かな歌声とギターで会場を魅了していく。MCでは今回のリハーサルで石崎に仕掛けられたドッキリエピソードも披露され会場から大きな笑いが。その後「さよならエレジー」「夜間飛行」で会場はエンディングへ向けてさらに盛り上がっていく。

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