3月31日、劇団EXILEの青柳翔が主演を務め、世界三大映画祭のひとつ、モントリオール世界映画祭での最優秀芸術賞受賞をはじめ、世界7か国の映画祭で計16つの賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得ている映画「たたら侍」（5月20日全国公開）の完成披露上映会が開催され、 主演の青柳のほか、小林直己、田畑智子、石井杏奈、宮崎美子、早乙女太一、AKIRA、奈良岡朋子、津川雅彦、そして錦織良成監督、エグゼクティヴ・プロデューサーのEXILE HIROが舞台挨拶に出演した。

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また舞台挨拶前には、日本における最高峰の刀匠から、青柳、小林、AKIRA、錦織監督、HIROの5名へ、それぞれをイメージした「たたら侍」特別作刀５振りの刀剣授与式が行われた。

HIROは授与式を終え「素晴らしい刀を作っていただいて光栄です。一生大切にしていきたいと思います。」と迫力の刀剣を目の前に感動している様子であった。

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刀剣授与式の後は出演者と共に作品について語りあわれた。

青柳は撮影を振り返って「１シーン１シーン大切に撮影させてもらってありがたかったです。」と3ヶ月間にも及んだの撮影期間は大変ではなかったと語る。

今作の魅力の殺陣について早乙女は「ただのチャンバラではなく刀の重みを感じて、リアリティにのあるものになった。」とその出来に手応えを感じているようであった。

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海外でも数々の賞を受賞した作品についてAKIRAは「僕自身は大先輩の方々から学ばせていただいきました。『たたら』という伝統技術が認められたという事、この作品を通して力になれた事、そして青柳の主演作品に参加出来た事が嬉しいです。」と語り、小林は「時代劇だけど現代を生きる人達に繋がる、そんなメッセージを受け取ってもらえるんじゃないかなと思います。」とその思いを語った。

HIROは「『日本の文化を世界へ』というテーマで始まり、監督の熱い思いに触れ作品を通して日本というものをもう一度考えさせられたし、自分自身の心が洗われて新しい自分になれた。監督との出会いに感謝しております。」と改めて作品について振り返り感想を話した。

最後に青柳が「この作品は沢山の方々に支えられて出来た作品です。是非沢山の皆さんに見てもらえたら嬉しいです。」と思いを語り舞台挨拶を締めくくった。

（取材/文：山岸一之・写真：安藤龍之介）

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