TBSで4月にスタートする日曜劇場『半沢直樹』。前作と同じく池井戸潤氏の「半沢直樹」シリーズから、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作としている。
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主人公の半沢直樹(はんざわ・なおき)を演じるのは、前作に引き続き堺雅人。前作では「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが社会現象になるほどの熱演を見せた堺。そんな堺が扮する半沢が、平成から令和に変わった新たなフィールドに満を持して帰ってくる。
さらに上戸彩、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之といった、前作に出演したメインキャストたちが今作にも登場。そしてこのたび、今作で半沢を取り巻く新キャスト陣が決定した!
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■「東京セントラル証券」半沢の出向先の社員
「ロスジェネの逆襲」を元にした物語の前半に登場する、半沢の出向先である東京セントラル証券のプロパー社員・森山雅弘(もりやま・まさひろ)を演じるのは、日曜劇場初出演となる賀来賢人。『今日から俺は!!』(2018年・NTV)や現在放送中の『死にたい夜にかぎって』(MBS)で主演を務め注目を浴びる、今最も勢いがあり、名実ともに演技派俳優と言える存在となった賀来が、半沢ワールドにどのような新風をもたらすのかご期待いただきたい。
森山と同じく半沢の下で働く東京セントラル証券の新入社員・浜村瞳(はまむら・ひとみ)役には今田美桜。今年1月に放送した本シリーズのスピンオフドラマに続く出演で、日曜劇場へは初出演。映画やCMなど活躍の場を広げ続け、女優として人気・実力ともに若手トップクラスと言える彼女が、今作ではどんな演技を見せるのか。森山と浜村は、半沢の“新たな戦い”をサポートする重要な役どころとなる。
■舞い込む大型買収案件 その主要人物たち
開発した検索サイトが大当たりし、今や日本でトップクラスのIT企業となったスパイラル社の創業メンバーの一人、加納一成(かのう・かずなり)役は井上芳雄。ミュージカル界のプリンスと呼ばれ、日本のミュージカルシーンをけん引する井上。井上も今田同様スピンオフドラマに続く出演となり、日曜劇場への出演は『小さな巨人』(2017年)以来3年ぶりとなる。
そして、スパイラル社の創業者・瀬名洋介(せな・ようすけ)役には尾上松也。今田、井上と同じくスピンオフドラマに続いての出演。次代を担うIT企業家として未来を切り開き、将来を嘱望されていた彼だが、あることをきっかけに窮地に陥ってしまう・・・。半沢に巻き起こる本作のストーリーの展開に深く関わる人物となる。
■ドラマオリジナルの女将役
半沢や渡真利(及川光博)が情報交換をする行きつけの小料理屋の女将・智美(ともみ)役は井川遥。日曜劇場への出演は2015年1月期の『流星ワゴン』以来約5年ぶりとなる。半沢を敵視する東京中央銀行の社員たちも通うこの店を切り盛りする彼女は、東京中央銀行の個人株主であると同時に銀行の内部事情に詳しく、半沢たちを静かに見守るドラマオリジナルのキャラクターだ。包み込むような微笑みが物語に癒しを与えるだけでなく、半沢に降りかかる理不尽と重圧の中で、何気ない女将の会話がどのように彼の心に受け止められるのか。小料理屋でのシーンにも是非注目していただきたい。
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■今作で半沢に立ちはだかる驚異の面々
東京中央銀行の中野渡頭取(北大路欣也)と敵対する同行の副頭取・三笠洋一郎(みかさ・よういちろう)役は古田新太。TBSのドラマは『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)以来約4年ぶり、日曜劇場は『佐々木夫妻の仁義なき戦い』(2008年)以来実に12年ぶりの出演となる。中野渡頭取、大和田常務(香川照之)にも負けぬふてぶてしさで東京中央銀行を牛耳るべく半沢をピンチに追い込む。
その三笠が目をかけている東京中央銀行証券営業部部長・伊佐山泰二(いさやま・たいじ)役には市川猿之助。2018年4月期の日曜劇場『ブラックペアン』での怪演が今も記憶に残る猿之助。今作で演じる伊佐山は、大和田常務を失脚させた半沢に恨みを抱いており、それ以来彼を敵視している。三笠の忠実なる手下として、最前線で半沢と激しくぶつかり合う。
