玉木宏主演、カンテレ・フジテレビ系の新ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(4月14日スタート、毎週火曜よる9時)。このドラマは、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス作品。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を、玉木とは初共演の高橋一生が演じる。
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今回、新たなレギュラーキャストとして、松本まりか、奈緒、今野浩喜、渡辺邦斗の出演が決定した。
数多くの作品で強烈な印象を残し、2020年、さらに飛躍が期待される注目の女優である松本。彼女が今回演じるのは、竜一と竜二にとっての復讐相手・霧島源平(遠藤憲一)の娘・霧島まゆみ。大手運送会社・キリシマ急便の社長令嬢として裕福な家庭で育ったまゆみは、フードコーディネーターとして注目されることで承認欲求を満たしつつ、派手な私生活を送り、周囲に対して尊大な態度を取るワガママな女性。さらに、源平譲りの狡猾(こうかつ)さも併せ持っており、何事も自分の思い通りに進まないと気が済まない。
物語が進むにつれて、次第に竜二(高橋一生)がまゆみに接近していくが、それは双子の復讐計画の一環で、いわば仕組まれた恋。復讐のため策略を巡らせる竜二と、一筋縄ではいかないまゆみの関係は、予測不能の展開を見せ、まゆみの思わぬ本性があらわになっていく。
竜一と竜二の復讐劇に、波乱を起こすまゆみの根底にあるのは、純愛なのか? 策略なのか? 回を追うごとに視聴者に新鮮な驚きを与える役どころに「こんなにも大きな宝と興奮をもたらしてくれたこの悪女の本性に、皆さまの心がザワッとしてくだされば本望」と語る松本の怪演に、ぜひご期待いただきたい。
奈緒 画像 2/2
さらに、奈緒が演じるのは、竜一が携わるグレーな仕事をサポートするITのプロ・遠山凛子。竜一を一番近くで支えながらも謎に包まれた彼女は、「笑わない女」。頭脳明晰(めいせき)だが、常に冷静かつ無表情で仕事をこなす姿に対して、竜一も「客の前では笑えよ」と注意するが、当の本人はどこ吹く風。竜一の正体は知らないが、報酬さえもらえればハッキングなど違法なことでもやるというスタンスで、竜一とは奇妙な信頼関係を築いている。個性豊かな登場人物たちの感情が交錯するこのドラマにおいて、そのクールさでひときわ存在感を放つ役どころに挑戦する奈緒。「凛子さん自身とても謎めいたおもしろい女性」と語る奈緒が、愛くるしい笑顔を封印した演技に注目だ。
<松本まりか・コメント>
Q.作品・脚本を読んだ際の印象や、松本さんが考える見どころを教えてください。
2人の復讐劇によってもたらされるさまざまな登場人物たちの“人生の転機”が深く描かれていて、それぞれの登場人物たちの、そのかけがえのない瞬間を、人生における宝を獲得していく瞬間を目の当たりにできる作品です。
Q.ご自身が演じられるまゆみの印象と、どう演じていきたいかを教えてください。
超強気な社長令嬢にして相当な悪女。ほぼ確実にそう映るでしょう。言葉も態度も超ド級ですから。そんな彼女への理解に悩みに悩み、ようやくまゆみの本性を発見した時の、あの雷に打たれたような衝撃。目から鱗(うろこ)でした。なんという金脈が埋まっていたのかと。それは私自身生きる上でも大事な気付きでした。皆様にも私が体験したような驚きをお届けできればいいのですが…。私はこのまゆみという女性を完遂したい。こんなにも大きな宝と興奮をもたらしてくれたこの悪女の本性に、皆さまの心がザワッとしてくだされば本望です。
