2020.02.15 公開
前島亜美、アイドル卒業から3年「舞台が好きなんです。」主演舞台『バレンタイン・ブルー』の見どころとは?

前島亜美  画像 1/3

前島:ええ。現在の私の活動は、1カ月稽古をして1週間本番といった舞台が中心となっているので、ファンの方に会える機会が限られてしまっているんです。そこでさまざま模索しているうちに、YouTubeで動画投稿をしよう。新たに「前島亜美チャンネル」を開設しようと始めたのがいきさつです。隔週で動画を1本投稿し、月に1回生放送をすることで、ファンの方との距離を近づけられればという思いがあります。

前島亜美、アイドル卒業から3年「舞台が好きなんです。」主演舞台『バレンタイン・ブルー』の見どころとは?前島亜美  画像 2/3
○主演舞台『バレンタイン・ブルー』

———今回の演劇『バレンタイン・ブルー』では、前島さんは主人公を演じられます。作品について教えてください。

前島:『バレンタイン・ブルー』は、西ノ園達大さん以外は全員avex management所属の俳優による「Avenue X theater」というユニットでの第1回公演になります。ある町にある「バレンタイン・ブルー」というカフェを舞台に、そこに集まってくる人々や、しゅはまはるみさん演じるカフェ経営者と夫役の西ノ園さん、その二人の間に生まれた、私が演じる一人娘・梨子の物語となります。梨子はつまり実家がカフェで、小さい頃からたくさんの人と出会い、とても豊かな幼少期を過ごしてきたんだろうと思うんです。かつて夢があったけど、でも諦めて。そんななかでカフェに出入りするいろんな人の想いや生き方に感化され、新たな道を探し始めます。仲間の皆さんからたくさんのいいものをもらって心を動かしていく、非常に重要な役を任せていただいたと思っています。

———ストーリーにおいて重要な役ですし何より主演ですし、かなりプレッシャーがあると思いますが、前島さん自身と共通する点などはありますか?

前島:私は普段、元気な子とかキラキラしている子とかを演じさせていただくことがすごく多いんですけど、私本人は根がそんなに明るくなくて(笑)。夢をたくさん見てあれもこれもというより、現実的にものを見て自分がこれができるから、じゃあこれに挑戦してみよう、そのためには何をしたらいいのか、みたいに着実にやっていくタイプ。梨子というキャラクターは、漠然と夢を見るのではなく、そういうところにすごく共感できます。一見無気力そうなんだけど、とてもお母さんを思いやっているし、カフェが好きだし町の人たちのことも好き。今回は全く新しい人物像を作るというよりも、自分の中にある感情を持って演じていきたいと思っています。

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———『バレンタインブルー』という作品全体の注目ポイントはどういったところになるでしょうか。

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