12月10日（月）、太田プロが主催するお笑いライブ「月笑」のクライマックスシリーズが東京・イイノホールで開催され、アイデンティティが昨年に引き続き2018年の年間チャンピオンに輝いた。

今年のクライマックスシリーズでは年間3位の火災報知器、年間2位のさすらいラビー、そして年間1位のアイデンティティが優勝を巡って争った。野沢雅子のモノマネでお馴染みのアイデンティティ田島直弥は、決勝戦では“野沢ネタ”を封印し素の自分でさすらいラビーとの勝負に挑んだ。

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結果発表では元貴乃花親方の格好をした松村邦洋が登場。大会には関係ない人物の名前を挙げ、ステージで芸人たちがコケるお決まりの演出の後、アイデンティティの名前が呼ばれた。アイデンティティは2年連続の年間チャンピオンの称号を手に入れた。優勝発表の瞬間、田島はガッツポーズを見せ、渾身の“かめはめ波”を客席へ向けて喜びを表現した。

大島優子  画像 8/10 大島優子  画像 9/10 アイデンティティ  画像 10/10

MCを務めた彦摩呂からは「栄えある賞を2連覇獲ったということが素晴らしい！」と絶賛した。ここで、プレゼンターとして女優の大島優子が会場にサプライズで登場。大島から優勝トロフィーを受け取ったアイデンティティの2人は、その後行われた記念撮影で満面の笑みを浮かべた。

セレモニー後に行った個別インタビューでは優勝した心境について、見浦彰彦は「今年2連覇させて頂いて、後輩のさすらいラビーには負けないぞっていう気持ちでやったんで、勝って本当に嬉しいです」と高ぶる感情を言葉に乗せた。田島は「“素”の漫才を野沢さんのネタよりも長いことやってきて、この形で優勝できる日が来ることを予想していませんでした。野沢さんのネタをやって勢いづいた形で優勝できたのは嬉しいです」と感慨深く述べた。

豪華な出演陣も揃った「月笑」クライマックスシリーズは大盛況で幕を閉じた。