2018.12.06 公開
人は何を守り、何を秘めて生きてゆくのか?恋とは偶然なのか必然なのか?様々な恋愛の形をひとつの家族を通して描いて行こうと思います。
髙見澤 俊彦
≪あらすじ≫
舞台は、ドイツ・ミュンヘン。大手電機メーカーの執行役員を務める来栖直樹は、妻・有希恵とともに、一人娘の一恵が滞在するミュンヘンへ七日間の日程で向かった。
一恵は高校卒業後に語学留学したまま、この街でバイトをしながら生計を立てていた。
さらにミュンヘンは、直樹自身が大学時代に留学していた思い出の街でもあった。
海外で暮らす一人娘を心配しながらも、冷え切った夫婦関係から国内で秘めた関係を抱えている有希恵。
2ページ(全4ページ中)
