2018年2月より“RYUCHELL”名義で音楽活動を本格始動したタレント・歌手のりゅうちぇるが、9月8日(土)、日本財団と渋谷区共催による多様な未来を考えるイベント「SOCIALINNOVATION WEEK SHIBUYA 2018」(以下SIW)が行われた青山学院大学にて、主催である長谷部健 渋谷区長より「渋谷ダイバーシティエバンジェリスト」に任命され、任命式が行われた。
「エバンジェリスト」は「伝道師」を意味する言葉。
長谷部渋谷区長は、「政策も大切ですが社会的なムーヴメントに共感してもらったり、同じような目線で皆に考えもらうことが大事です。りゅうちぇるさんは若くして父親であったり、ファッションなどを通じて自分の有り様、自分に信念を持って生きている姿は、多くの若者や若者に限らず共感を得ていると感じています。そのりゅうちぇるさんが渋谷区でダイバーシティ、多様性というものを進めていく大きな原動力として活躍して頂けることがありがたいです。一緒になって空気を作っていけたら。」と期待を寄せた。
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りゅうちぇるは、「小さい頃からカワイイものが好きで、メイクや派手な服装をしたり、仕草や声の高さも『普通』の男の子と違うので、性別や枠にとらわれた考え方に疑問を抱く瞬間がたくさんあって。でも今は自分らしく生きていて本当に楽しいし、お仕事にもつながって、運命の人・ぺこりんとも出会えました。幸せな毎日を送れているからこそ、いろんな枠にとらわれず自分らしく生きることの大切さ、素晴らしさを伝えていきたいと思っているので、このような機会を頂けて嬉しいです」と喜びを語った。
さらに、とどんな個性も受け入れてくれる街・原宿に上京して、自分の居場所を見つけられたからこそ、自分らしく生きていこうと決意したと語り、「僕がする言動や行動にいろんな人がいろいろ言うかもしれない。でも僕はその意見も大事にしたいと思っています。僕が伝えたいのは、いろんな人に何か言われても自分の道を行ってほしいということ。みんながみんな、それぞれの生き方をしてほしいし、それぞれの生き方ができるような社会になったら」と意見を述べた。
また任命式後、SIW内の討論会「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム」分科会「性別って何ですか?」で登壇し、性別の「枠」にとらわれない多様な生き方について、椎木里佳氏、蓮見勇太氏、井土亜梨沙氏と意見交換を行った。
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様々な意見が交わされる中で、りゅうちぇるは、あくまでも「性別」は「自分らしさ」の次にくるものであって、自分らしくいるためには、例え全員から理解されなくても、SNSや限定された場所だけでも『自分の居場所』を見つけてほしいと訴え、会場からは賛同の拍手が沸き起こる場面もあった。
