この日歌った10曲の中には、持ち歌ではないスペシャルなステージも用意された。「かわいいSTAYCではなく、カッコいいSTAYCをお見せしたかった」とスミンが選曲の理由を説明したその曲とは、ボーイズグループEXOの「Love Shot」。パンツスーツで力強く、そしてセクシーにパフォーマンスをするSTAYCというのは、初めて見る姿だ。大阪公演ではあいみょんの「愛を伝えたいだとか」、横浜夜公演では少女時代の「Way To Go」をカヴァーしたが、ジェイ曰く「ほかにもKARA先輩やTWICE先輩も候補に挙がっていた」のだそう。ユンは「YOASOBIさんも歌いたかった」と言って、全員で「アイドル」を踊りファンを喜ばせる一幕もあったが、多彩な一面を見せてくれた。
STAYC『2023 STAYC FANMEETING SWITH Gelato Factory in Japan』の様子(写真:河村美貴) 画像 10/18
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STAYC『2023 STAYC FANMEETING SWITH Gelato Factory in Japan』の様子(写真:河村美貴) 画像 17/18
また今回は、日韓のタイトル曲だけでなく、「I LIKE IT」、「YOUNG LUV」、「I'll BE THERE」などのアルバム収録曲を日本で初パフォーマンス。「YOUNG LUV」は、マイクスタンドを前に振付なしで歌う曲だが、“全員メインボーカル”と言われている彼女たちの歌唱力の高さを再認識させられた。
ゲームコーナーは、ジェラート店の「BEST社員」の座を懸けて対決。「ゲームに自信があるのは?」と問われ、日本でのShowcaseで毎回罰ゲームの洗礼を受けているユンは、下を向いて「私が……得意です」と言葉とは裏腹にしょんぼりしていたが、始まればいつもの元気でコーナーを盛り上げた。最初の「テーブルクロス引きゲーム」では、得意なスミンがメンバーたちにアドバイスをするも、ユン、ジェイ、シウンが失敗。その後、再挑戦で全員が成功し全員がBEST社員に。
MIXされた3曲の曲名を当てる「MIX曲当てゲーム」では、シウンとアイサが大活躍。ユンも正解を勝ち取った。正解した曲の中から、TWICE、NewJeans、BLACKPINK、LE SSERAFIMなどK-POPガールズグループの曲を踊って見せると、会場も大いに盛り上がった。正解を出せなかったセウン、ジェイ、スミンには、罰ゲームとして3人でモデルウォーク&ポーズが課されたが、正解したにも関わらず罰ゲーム女王のユンにもファンから期待の声が上り、腰に手を当てノリノリで華麗なモデルウォークを披露した。
STAYC『2023 STAYC FANMEETING SWITH Gelato Factory in Japan』の様子(写真:河村美貴) 画像 18/18
VTRでファンに「SWITHのおかげ」と感謝のメッセージを伝えた後は、手を振って「I'll BE THERE」を歌いながらアンコールに登場。ステージの端から端まで歩き回り、ファンとアイコンタクト。2階席にも大きく手を振る6人は、「まだまだ未熟なところもありますが、いつも温かく迎えてくれるSWITH、本当にありがとうございます。私たちの誇りです」(ジェイ)、「SWITHの皆さんがいつも幸せでいてほしいです」(ユン)と気持ちを伝えると、ラストの「STEREOTYPE Japanese ver.」ではサイン入りカラーボールを客席に投げ込んだ。歌い終わると全員で手をつないで上手、下手、センターに出向き深く頭を下げ、ユンが「しーーーーー」と客席に静粛を促すると、オフマイクで「今日、本当に……」と言ったタイミングで全員で声を揃えて「ありがとうございました!」と感謝を伝えてステージを降りて行った。
そして8月16日(水)には韓国で「Teddy Bear」以来のカムバックをすることも発表された。詳細は後日発表される。
今後のSTAYCの動向にさらに注目したい。