また、キャッチーなメロディーと軽快なサウンドが耳に残る、80’Sポップを現代風に再構築したシンセウェーブジャンルの「BUT YOU -JP Ver.-」をはじめ、聴いた瞬間に眠っていた細胞が刺激され、アドレナリンが放出される、iKONのワイルドな魅力が詰まった「Ah Yeah -JP Ver.-」、ハーモニカの哀愁漂うイントロからはじまり、傷付いても構わない イバラの道も 飛び込む この心ごとと強い決意を表した「Dive -JP Ver.-」など、今作では幅広いiKONの音楽性、表現者としての高いポテンシャルがいかんなく発揮されている。
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ほぼすべての作詞に携わり、iKONのサウンドを担う要とも言えるBOBBYを筆頭に、JAY、DKが楽曲制作に参加、新たにクレジットに名を連ねているのも今作の注目すべきポイントである。
「制作に参加しながら、まずどんな風にメロディーを作っていったらいいのか、またメンバーひとりひとりの魅力のポイントをどんな風にみせたらいいのか、悩みながら作りました。しかし、JAYさんとDKさんも一緒に参加してくれたことで、僕の足りない部分をカバーしてくれたり、僕が知らなかったメンバーの魅力を教えてくれたりして、お互いのことを知っていく貴重な時間にもなりました」(BOBBY)
なかでもiKONを龍に例えた力強いナンバー「DRAGON -JP Ver.-」はBOBBY、DKに加え、JAYが作曲に初めて参加した楽曲として、大きな話題を呼んでいる。
「BOBBYさんが歌詞やコンセプトなどのベースを作って、JAYさんと僕がBOBBYさんのセンスやヒップホップの雰囲気を活かしながら、さらに肉付けをしていきました」(DK)
「想像上の生き物である龍をテーマに、僕たちは誰よりもステージで遊んで楽しむという内容の歌詞を書きました」(BOBBY)
「ライブで歌ったら絶対盛り上がるよなと思いながら、ライブもイメージして作りました」(JAY)
「今回のライブで振り付けのある「DRAGON」を初めてお見せしたのですが、反応が本当にアツかったです。」(CHAN)
「この曲を聴いた方に、iKONらしいと言っていただけてうれしかったですし、自信につながりました。今後も機会があれば、ぜひ楽曲制作に挑戦したいと思います」(JAY)
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また今作ではDKのクリエーターとしての才能が開花。彼がはじめて作詞・作曲をしたミドルバラード「Flower -JP Ver.-」、「FOR REAL? -JP Ver.-」、何より「NAME -JP Ver.-」はメンバーもお気に入りの1曲として挙げるなど、彼が手掛ける良質なメロディーは耳を心地よくさせ、心に深く浸透する。
「韓国のドラマを見ていたときに、悲しいストーリーのドラマだったのですが、歌詞が思い浮かび、こんな雰囲気の曲を作ったらどうなるのかなと思って制作しました。曲ができたときに、メンバーにメールを送ったら、みんなからいい反応が返ってきて、すぐにレコーディングすることになったので、とてもありがたかったです」(DK)
離れてしまった相手への切ない感情を紡いでいく、メンバーの成熟したボーカルも「NAME -JP Ver.-」では堪能できる。
「ライブでの反響もよく、ファンの方たちも喜んでくれてうれしかったです。個人的にもこのアルバムの中で一番気に入っています」(JU-NE)
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「エネルギーに溢れたiKONの姿も魅力だとは思うんですけど、個人的にバラードを歌うiKONも僕は魅力的だと思っているんです。コンサートのときにはまず力強いパフォーマンスからスタートして、中盤ぐらいにバラードでしっとり聴かせるのですが、この曲を歌うと、ファンのみなさんが本当に集中して聴き入ってくださるのがわかる、没入感のある楽曲だと思います」(SONG)
また今作には盟友であるWINNERのYOONとMINOがそれぞれ手掛けた「GOLD -JP Ver.-」と「AT EASE」も収録。
「WINNERのメンバーが2曲もプレゼントしてくれてうれしかったです。最近はWINNERと一緒に作業している曲が多いので、これからもぜひ楽しみにしていてほしいです」(JAY)
