2018.08.30 公開
『EBiDAN THE LIVE 2018 ~Summer Party~』超特急はじめ若手アーティスト集団・EBiDAN所属の総勢48人が圧巻のステージ!!

EBiDAN THE LIVE 2018 ~Summer Party~(Photo by 米山 三郎/笹森 健一/小坂 茂雄)  画像 1/1

また、超特急の「My Buddy」を披露した“通勤快速”では、実兄・タクヤのパートを担当したNAOYA(EBiSSH)を筆頭に、動きはもちろん表情まで本家そのままに完コピ! タカシ役を務めた吉田仁人(M!LK)のタフなボーカル力も驚きで、そんな嬉しい発見ができるのも『エビライ』ならではだろう。

2日目は各グループのボーカル&ラップ担当が多く集まった“生肉★ドラゴン”が、SUPER★DRAGONの「ワチャ-ガチャ!」をパフォーマンス。メインラッパー・ジャン役の橘柊生(DISH//)らが、本家に負けぬダイナミズムで場内をヒートアップする一方、メインボーカル・毅役の福本有希が「ハニーたち愛してるぜ!」と自己主張を露わにする一幕も(笑)。続くCASH\\はDISH//の「FLAME」をプレイするが、柊生パートで懸命に煽りラップするタカシ(超特急)の全力ぶり、洸希(SUPER★DRAGON)のエモーショナルな歌声、塩﨑大智のエアギターと見所たっぷりで、ラストの皿投げまで踏襲して客席を狂喜させた。

最後はメドレーに登場しなかった各日3グループによるソロコーナー“FINAL JUMP”へ。初日は超国際派ユニット・PrizmaXがミステリアスでコズミックな「Are you ready?」に、壮大なエレクトロチューン「OUR ZONE」と、卓越したパフォーマンスで奥深い世界を繰り出してゆく。スピルバーグ監督映画『レディ・プレイヤー1』への出演でも知られる森崎ウィンの涼やかな歌声に、清水大樹のラップが絡むボーカルワークも心地よく、その安定感はさすがEBiDANの兄貴分。MCでの宣言通り“最高の夏の思い出”を作ってくれた。

そしてM!LKが、なんとオープニング映像で新メンバー3人(山中柔太朗、曽野舜太、琉弥)の加入を電撃発表!スモークの中から現れた7人が4つ打ちのダンスビートに乗せ、11月14日に発売されるニューシングル「Over The Storm」を躍動的に歌い踊る姿からは、新しい扉を開いて新たな道を歩いてゆこうという彼らの決意が見て取れる。続く新曲でも自己紹介を織り交ぜながら“まだまだあきらめないよ”と未来を誓い、お馴染みの「テルネロファイター」も7人になったことで歌声に厚みが増して、曲中では板垣瑞生が「お前が好きなんだよ!」とシャウト。

 

「僕たちが新生M!LKです! これから僕たちは7人で上を目指して頑張っていきます。どうぞ、よろしくお願いします!」と挨拶した佐野勇斗の眼差しも実に真剣で、11月に東阪で行われる新体制初ワンマンへの期待を膨らませた。

初日のトリを飾ったのは、映画やドラマで俳優としての活躍も著しい北村匠海がボーカルを務める4人組バンド・DISH//。矢部昌暉のギターリフで幕開ける「僕たちがやりました」から放たれる迫力満点のサウンドは、さすが生のバンドならでは。泉大智のタイトで腰の据わったドラミングに、「愛の導火線」で奏でられる橘柊生の華麗な鍵盤さばきと、その巧みな演奏にも驚かされるばかりだ。

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