高中正義のキティレコード在籍期間は1984年(翌年、東芝EMIに移籍)迄なので、久保田とは在籍時期は重ならず、互いに面識なかった両者は今回が初めての共演となる。当日の演奏曲は未だ決まってないが、久保田利伸の楽曲に加え、高中正義のオリジナル曲を久保田が歌う事も計画されているとの事。ちなみに久保田利伸は30年前の10月8日と9日のクラブチッタこけら落とし公演に出演している。
サポートするのは斎藤ノブを筆頭に精鋭揃いの高中正義バンド、コーラスを務めるのは大滝裕子・吉川智子・斉藤久美のAMAZONSの3人。AMAZONSは1986年の久保田利伸のツアー参加を機にキティ・ミュージックと契約。翌1987年にシングル『GLORIOUS GLAMOUROUS(CBSソニー)』でデビューしており、彼女らも又、キティグループ出身だ。
さらにこのライブにはスペシャルゲストとして、数々のヒット曲を生んできたメロディメーカー、来生たかおも参加する。来生たかおは1976年シングル「浅い夢」でキティレコードよりデビュー。来生たかおのコーナーでは、スーパーバイザーとして井上陽水、安全地帯のアレンジャーで知られる星勝が参加。
「浅い夢(1976)」「Goodbye day(1981)」「夢の途中(セーラー服と機関銃/1981)」「スローモーション(中森明菜/1982)」といった数々のヒット曲を持つ来生たかおと、高中正義バンドとのコラボレーションも楽しみなところ。
DAY1/10月4日(木)に出演するのは小椋佳。キティグループの創業者が井上陽水のプロデュースを経て、最初に発掘したアーティストが小椋佳で、いわばキティグループの第1号アーティスト。「勝手の会"青春の足跡”」と名付けられたこの日はゲストに堀内孝雄が参加。オリジナル曲に加え、自身が影響を受けた楽曲のカバー等を披露予定。