“RED STAGE”のトリを務めた FUN RUMOR STORYのライブは、キャッチーな「Fighting MAN」からスタート。
メンバー全員が織りなす華やかなステージングと心地好いサウンドにオ ーディエンスも熱いリアクションを見せ、場内の熱気はさらに高まった。「Fighting MAN」で創 りあげたいい空気感を保って、爽やかな「Sunday Girl」やウォームなスロー・チューンの「永 遠に Happiness」、ハイテンションな「 Colorful Story」などをプレイ。オーディエンスの様々な 感情を突くメリハリの効いた構成も奏功して、場内なイベントの締め括りにふさわしい盛大な 盛りあがりとなった。
バンドとしての魅せ方を見つけたことを感じさせただけに、今後の FUN RUMOR STORYも本当に楽しみだ。
FUN RUMOR STORY のライブが終わった後、エンディングとして“RED STAGE”の出演者 全員がステージに姿を現した。みんなを代表して Rani が「『UNiON STAR’S 2018』は明日も続 きますけど、いい 1 日目にできたんじゃないかなと思います。ありがとうございます」と挨拶。 その後は出演者たちのサイン色紙のプレゼント抽選会や好きなメンバーとの撮影会、記念撮影などが行われ、ライブが終わったあとも場内の熱気は冷めることがなかった。
今回の“RED STAGE”を観て強く感じたのは、ガールズバンドのクオリティーは本当に高く なったな…ということだった。ガールズバンドというだけでもてはやされる面もあった昔とは異なり、今のガールズバンドは個性や魅力的なヴィジュアル、たしかな演奏力などを備えていないと頭角を現すのは難しい。そんな時代になったことで全体的なレベルアップが起こっていることをあらためて実感したし、そういう流れの中でユニオンエンタテインメントが大きな役割を果たしていることも感じることができた。今回の出演者たちの活躍に加えて、ユニオンエンタテインメントがこれからも魅力的な存在を発掘/育成してくれることを大いに期待したい。
『UNiON STAR’S 2018』の 2 日目となる“BLUE STAGE”は、オープニング・アクトを務め るSuper Break Dawn のパフォーマンスから始まった。
“ピン”と糸が張ったような緊張感が漂 う中、Super Break Dawn の 7 人はダイナミックかつしなやかなダンスを展開。完成度の高いパ フォーマンスにオーディエンスは息をのんで見入り、ライブが終わると同時に客席からは盛大な拍手と大歓声が湧き起こった。わずか 5 分足らずのステージで場内を“BLUE STAGE”の空 気に染めたのは、さすがの一言に尽きる。
